中堅社員の役割。後輩の指導育成と業務の推進!

最終更新日:2017年10月28日

入社して10年ほど経つとある程度の役職が付き、後輩も多数できてくる頃でしょう。

そんな社員をいわゆる中堅社員と呼ぶことも多いですが、一体中堅社員には会社や上司、部下たちはどんな役割を期待しているのでしょうか。

今回は中堅社員が求められる役割についてご紹介します。

1.後輩の指導育成

中堅社員に求められる役割といえばまずこれです。

新入社員や若手社員の教育係として社会人としての基本や会社のルール指導など、非常に重要なポジションです。

これまで自分が先輩社員を見て学んだこと、良い事で継承すべきこと、後輩へ受け継ぐべきでないこと、これらを一つ一つ丁寧に判断しなければなりません。

言い換えると、後輩社員のモチベーションマネジメントであり、中堅社員にとっての初めてのマネジメント業務です。

後輩の成長も自身の評価となるため、個人の能力だけでなく、グループワークやチームワークの大切さを改めて実感します。

リーダーシップを身に着け発揮する機会が増えますので、周囲から評価される事も増え、自身の今後のキャリア形成にも大きな影響を及ぼす時期です。

2.業務を自己完結する

中堅社員自らの業務に求められることがこれです。

これまでは、先輩からの指導、ヒント、いわゆる落としどころなど、LINEに乗った業務を進めてきたわけですが、これからは自らで判断し結果の向上を目指さなければなりません。

自分自身でPDCAを回すという事です。

業務へ着手する段階で、想定しうる落としどころ、持っていきたい落としどころ、最悪のケース、最低3段階のプランニング・シミュレーションから始まり、業務を進める中で戦術の変更が必要であればどのように変更すべきなのかを的確に判断し、目指すべき結果へ向けてどのように進捗しているのかを随時確認、という一連の流れを、自らの業務を通して完璧に身につけておかなければ、今後非常に苦労することになります。

ここでひとつ、この時期に陥ってしまう誤りとして、自己満足だけ、できてるつもり、という社員もよく見かけます。

自身でPDCAを回すといっても、上司への報告・連絡・相談は必須であることに変わりはありません。

中堅社員に与えられている業務とはいえ、失敗の仕方によっては上司や企業へ大きな影響を与えてしまうこともありますので注意したいポイントです。

3.結果を出す存在になる

業務を自己完結できるようになり、結果を出せる存在となると、任される業務の質・難易度も向上してきます。

質や難易度が増すという事は、当然、成功した時のインパクトも失敗した時のダメージも大きくなるという事です。

そんな初めてのプレッシャーとも向き合いながら結果を出すという事で、上司からの信頼は確実なものとなり中堅社員から中間管理職へステップアップする事ができます。

企業体の中で将来を左右する初めての勝負の時期という事です。

4.今後のビジョンを明確にする

業務内容もレベルがあがって日々仕事に追われる、目の前の仕事を追いかける、ようになるわけですが、忙しさが増したそんな毎日でも先々のビジョンを明確に描いておくことが大切です。

自分がいまやっていることのブラッシュアップが今後の自身のキャリアプランに本当にマッチしているのか。

もしかすると自分が本当に活躍できるフィールドは現状とは少し違うのではないか、スペシャリストとして成長したいのか、ゼネラリストとして領域を広くもった業務をしたいのかなど、入社後、がむしゃらに走り続けてきたこれまでを、いったん立ち止まって振り返る時期です。

ここで自己分析を行い、自分がなりたい将来像を新入社員の時依頼再度明確にし、今後のキャリアビジョンを整理しておくことが、会社員人生を占うといっても過言ではありません。

5.自分に責任を持つ

自分自身の業務結果に関しての責任だけでなく、後輩社員の育成への責任、チームへの責任、そして自己実現への責任。

それらを改めて実感することができる人が、中堅社員から立派なリーダーへ成長できる人です。