課長の役割とは。中間管理職の代表の課長は何をするのか

課長は管理職の入り口となる職ですが、課長は何をしている人か、課長の役割はなにかを今ひとつ分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで課長という職の位置づけ、役割について紹介していきます。


1.課の業績目標を立て管理する

まず課の業績目標を立て管理することが課長の大事な仕事のひとつです。

一般企業の場合は、大抵は業績を追うことになりますので、課長には課の業績を管理し業績を上げる事が求められます。

営業部など業績に直結する課では特に重要になります。

開発課や総務、家計課などであっても課の成果の管理を任される事は勿論あります。

期ことに課の目標を立て、周囲を鼓舞する、業績が芳しくない場合は、原因を解決したり課の社員をフォローしたりするのが課長の役目となります。

部長などその上の管理職でも勿論業績管理をすることになりますが、課長の場合は、自分がまとめる課に限定した視点で業績を管理することとなります。

2.人材育成

人材育成は企業で特に重視される仕事です。

人材育成の大きなプラン、方向性を検討するのは、経営陣や部長などその上の管理職の場合が多いですが、それをもとに実際に現場で人材育成を
率先するのは、大抵は部下との距離が近い課長となります。

課長は自分の部下である新人や中堅社員に対してそれぞれに応じた人材育成を行います。

具体的には、キャリアの目標や育成計画の管理、定期的な面談にてフォロー、部下の能力開発の率先や評価などを行います。

会社の人材育成の会議に参加したり、人材育成のスキルを磨くのも課長の仕事のひとつとなります。

3.部下の責任をとる

部下の責任を受け持つのも課長の役割です。

部下が問題を起こしたり、上手く成果が上がらず悪影響を出しているなどの責任は、部下の責任だけでなく課長の責任にもなります。

部下と顧客がトラブルを起こした場合などはその上の責任者として課長が出向く必要が出てきます。

課の業績が芳しくなく、それを上に伝え責任を肩代わりするのも課長です。

4.中間管理職として仲介をする

課長は、部下とその上の管理職を仲介する位置づけになります。

上層部が決めたプランや方針などを課に展開し伝えるのも課長の役割です。

また部下が会社の方針に対して抱く意見や希望を、その上に伝えるのも課長の役割です。

その様に上と下との情報や意見を仲介するのが役目となりますが、全てを仲介することは難しく内容を選別するのも課長の役目となります。

5.採用や異動、退職の対応

大きな企業ですと採用活動は人事部や採用グループが受け持つこととなりますが、中小企業ですと採用活動を課長が主体となって行う場合もあります。

また大きな企業でも、企業説明会や選考面接では課長が出向く場合が多く、採用活動が盛んな時期には忙しくなります。

また異動や退職時の対応も課長の役割となります。

部下の異動の面談や手続きのフォロー、退職するという部下に対してまず最初に面談し悩みを聞いたりするのも課長の役目です。

最終的にはその上の部長、人事部へと役割は流れていきますが、まず最初の対応をするのは課長の仕事になります。

6.もちろん現場仕事も

課長は管理職ではありますが、まだまだ現場での仕事を兼任するポジションでもあります。

一昔前では課長も管理業務だけ専念するというのはよくありましたが、不況や成果主義が強くなっている近年では、管理業務だけ行っている課長というのは
珍しく、課長も一社員として営業部なら営業活動、開発部なら開発活動を行うことが多いです。

中小企業などでは特に、課長も大事な即戦力として扱われ、また部下より高い水準の仕事振りを求められることもあります。

7.課のコミュニケーションを図る

課長は課の大黒柱であり、課内でコミュニケーションを図り課の雰囲気を作るのも課長の大事な役目です。

定期的に課会を開いたり、飲み会や社外活動でコミュニケーションを率先し仕事のし易い環境を整えるポジションでもあります。

また、他の課と交流したり情報交換したりなどして、社内で自分の課の立ち位置を良くするのも課長の役目であり手腕が問われます。

8.課の問題を解決する

部下の抱えている悩みを相談したり、課内で悪循環となっている方針を改善したりなど、課が抱えている問題を見極め解決に導くのも課長の役目です。

特に外部からわかりにくいが、課内で働いている人のみが分かる様な問題、トラブルなどは課長が率先して動かないと、なかなか解決に向かいません。

身近な問題をその場のトップとして管理、解決するのが課長の役目の一つでもあります。

課長の役割は多岐に渡る

課長の役割にはこの様なことがあげられます。

ご覧のとおり、課長の役割は多く内容もハードなため、課長となるとそれまでより大変になってくることは多々あります。

ただ出世するには誰もが通る道であるので、頑張りどころです。

大変そうな課長には少しこの様なことを考慮した上で接したり、逆にフォローしてあげると有難く思われるかもしれません。