転職を考えるきっかけ4つ。今の職場を離れようと考える瞬間とは

世の中には、変化を求めてさまざまな職場に転職するタイプの人達がいます。

反対に、変化を好まず、一つの職場を勤めあげたいタイプの人もいます。

今回は、さまざまな転職したくなるきっかけを挙げてみたいとおもいます。
それによって、一体何が仕事にとって、また、私達自身にとって大切なのかが浮かび上がってくるかもしれません。


1.将来性に不安を感じた

これは転職を考えるきっかけとしては最もよくあるのではないでしょうか?
私達が仕事をするのは自分自身のためであり、今の仕事を続けた場合その将来が危ういのであれば、転職を考えるのは自然な流れと言えるでしょう。

しかし、現在はそれだけでなく、自分が所属している会社そのものが完全に危ういというケースが激増してきました。

バブル崩壊以前は転職といえばあくまで個人の上昇志向が主な理由だったように思いますが、バブル崩壊を経て世の中のさまざまな価値観が激変しました。
その結果、いまの会社が安泰という保証がどこにも無くなり、いつ自分の会社がなくなるか分からないという不安を抱えながら働くようになってしまいました。

バブル期までの転職が「上昇志向によるもの」が多かったとしてみれば、
バブル崩壊後の転職の動機は「リスク回避のため」にする割合が増加したと言えるのではないかと思います。

2.人間関係に閉塞感を感じた

かつては「仕事でもらう給料の大半は人間関係から」などと言われたものでした。

これは2つの理由があり、
ひとつは、さまざまな人達が協力しているからお金が稼げて給料がもらえる、というプラスのイメージ。

そしてもうひとつは、嫌な人間関係を我慢する事が最も大変だから対価として給料が貰える。
でなきゃやってられないというもの。

どちらにせよ、職場における人間関係の重要性を示しているものです。

仕事自体に何らかの不満があったとしても、その職場の人間関係に満足しているならば、従業員は意外と辞めないものです。
それどころか「金がすべてじゃない」などと言いつつ、いかに自分が恵まれた職場で働いているかを話すでしょう。

しかし、たいていの場合、むしろ逆のケースが多いのではないでしょうか。

良好な人間関係は貴重であるだけに希少であり、例え仕事自体が好きであっても、劣悪な人間関係に耐え続けられる人は滅多に居ません。

結果として職場を去る人が跡を絶ちません。

3.リストラにからむゴタゴタ

バブル崩壊後の顕著な流れとして、安易な社員のリストラがあります。

一時期は「社員は家族」「アットホームな人間関係」などを声高らかに謳っていた企業も、不景気の波をかぶった途端に手のひらを返し、
それまで長年貢献してきた社員達を容赦なくリストラして行きました。

そして、その流れはバブル崩壊から年月を経た現在でもいぜんとして続いています。

いわゆる「肩たたき」にあって退職せざるを得なくなった方もいれば、会社側が提示した条件に同意して「希望退職」の道を選んだ方も多いでしょう。

また、意に沿わない関連会社への「転籍」を求められた方もいると思います。

これは、確かに失業しないで済む反面、場合によっては、今までの仕事の延長線上でありながら全く違う立場での関わりを求められるというジレンマが生まれます。
そして、たいていの場合は以前よりも下の立場での関わりを求められるため、かつての自分の仕事を思い返す羽目になってしまい、精神的な屈辱感や現状への不満が生まれやすくなります。

リストラに関しては確かに複雑な問題であり、すべてを回避する事は不可能と言う側面があることは否めません。

しかし、現状から言えば、まず企業全体として取り組むべき努力すらもせずに、単に「経営上の調整弁」として、社員=人件費と捉えて、ただただ安直に首切りしているとしか思えないケースが多いと言わざるを得ません。
その結果、職場にとって不可欠な人材までも流出してしまい、自分で自分の首を絞める状態になった会社が跡を絶ちません。

自業自得とはいえ、やり切れない話です。

4.自分の条件に合わなくなった

自分が病気で体調を崩したりして、現在の職場環境に合わせる事ができなくなるケースはよくあります。

いくら仕事にやり甲斐を感じたり、人間関係が良好であっても、自分自身の健康が害されてしまったら元も子もないわけです。

また、それとは別に、家族が不意の病気や怪我になってしまう場合もあります。

予測できないことだけに対処が大変です。
加えて、家族の問題は自分自身にも大きく関わって来るため、職場と家族を天秤に掛けるような深刻な選択を迫られる場合だってあります。
その時にどちらかを選ばなくてはならずに、無念の思いで職場を去る方も決して少なくありません。

転職は種まきだと考える

転職は、自分の意志による場合と、全く望まない場合の二つがあります。

私たちはそのどちらかに置かれた場合、いったいどう考えればいいのでしょうか?
決して忘れてはいけないのは、
「転職とは種まきである」という事。

すぐに実りのある結果がもたらされるとは限りません。

しかし、たとえ今が冬を感じる恵まれなさであったとしても、必ずやって来る春を思い、いい意味で気の長い努力をマイペースにコツコツと続けましょう。