ゆとり教育が始まってもう、何年も経ちます。
「ゆとり世代」と、いう言葉ができました。
なにかと行動を見て「ゆとり世代だから」と、言われますが、一体どういった行動、言動をすればそう言われてしまうのでしょうか。
1.とにかく競わない
ゆとり教育で一番上げられるのが競いあわないことです。
実際、保育園にしても学校にしても先生があまり競わさないでのです。
「みんな平等」と、いう教育です。
お遊戯会にしても、みんなが主役で同じ役をします。
親世代からすると、全く理解ができません。
しかし、それが当たり前で育って来ているので競いあいません。
ハングリー精神がないのです。
それがゆとり世代の特徴です。
2.休みがあるのが当たり前になっている
ゆとり教育でできたのが完全週休2日制です。
これも、昔では考えられなかったことですが、今の子供はそれが当たり前。
なので、就職をするときにも、週休2日が条件となってきているのです。
少し、休みがなくなってしまうとすぐに「しんどい」と、ぼやいてしまいます。
働くことにも無気力で、楽なことを選んでしまいます。
だから、ゆとり世代と、言われてしまいます。
3.ゆとり世代だから。
と、自分で認めてしまう
ゆとり世代の子供は、もちろん自分がゆとり世代だと分かっています。
なので、少し注意されると「ゆとり世代だから仕方がない」と、開き直ってしまいます。
いい意味で言っていないはずのゆとり世代という言葉を本人たちは都合のいいように使っています。
ゆとり世代と言えば全てが収まると思っているのです。
それが子供ならまだいいのですが、もう、そのゆとり世代も親となってきています。
そうなると、ゆとり世代では済まなくなってきてしまいます。
4.ゆとり世代は我慢ができない
昔の時代なら、我慢をすることが当たり前でしたし、勝ち負けの嬉しさ、悔しさをよく知っています。
悔しい思いをしながら我慢をすること、耐えることを自然に覚えていくのです。
しかし、ゆとり世代は、ほとんど争ってきていないので、そういった我慢がなかなかできません。
だから、仕事でも少しでも気に入らなければ簡単に辞めてしまいます。
壁にぶつかることなく育ってきているので壁に対しての対処が下手です。
5.ゆとり世代は人のせいにしがち
ゆとり世代と言われる人は、言葉の通り、甘い世界で育ってきています。
負けてもいい、出来なくてもいい。
そんな環境で育ってきているので、自分のミスを認めません。
すぐに人のせいにしてしまいがちです。
分かっていて認めないのではなく、本心から気づいていないのです。
そして、もし気づいたとしても「ゆとりだから」と、言って気にもとめません。
6.ゆとり世代は大人になってもゆとり世代
ゆとり世代と言われてしまう人は、大人になってもそうです。
ゆとり世代の子供は、ますますゆとり世代となってしまいます。
ゆとり世代と呼ばれる人がそのまま親になると、自分の子供にとても甘くなってしまいます。
自分の子どもは悪くない。
と、思い込んでしまいます。
自分の子どもの言い分だけを聞いてしまうからです。
それが時にトラブルの原因となってしまいます。
簡単に「ゆとり世代」言ってしまえばそれで終わりです。
もちろん、若者みんながそうではないのですが「ゆとり世代」と、頻繁に言われるようになったのにはそれなりの理由があります。
そういった、表現をされてしまう人は、どうしても我慢したり、しんどいことをすることを避けて通ってしまいます。
昔と比べると心の強さが全くありません。
もっとハングリー精神を持って行動すれば「ゆとり世代」と、いう言葉はなくなっていくのではないでしょうか。