忍耐力がない人は自分でそれを直したいと思っていることも多いでしょう。
勉強でも仕事でも恋愛でも忍耐力は必要になってきます。
忍耐力がある人を見ながら羨ましがってばかりいないでどうすれば鍛えることができるのか考えてみましょう。
1.壁にぶつかっても逃げないで解決策を探すようにする
忍耐力を鍛えるには壁にぶつかった時に逃げ出す習慣を直さなければなりません。
逃げ出して楽をすることを知ると人はまたそれをしたくなります。
しかし、逃げてばかりいると忍耐力は身につきませんし、その向こうにある結果も見えないままなので耐える素晴らしさにも気づくことができません。
逃げずに解決策を探すようにして常に挑戦する心を忘れないようにしてください。
そうすれば少しずつぶつかることへの恐怖心もなくなっていき、忍耐する自分が誇らしく思えてきます。
2.忍耐力のある人を見てまだまだ自分は足りないと言い聞かせる
忍耐力のある人を見て感化されてみましょう。
身近にいる頑張り屋の友達や厳しい環境でもめげずにいる知人をよく観察し、経験談を聞かせてもらうようにします。
そうすれば自分はまだまだ足りないことに気づいたり言い聞かせながら自分のやる気を奮い立たせることができますし、耐えた後どんな世界が待ち受けているかがわかって希望が持てるようになります。
また、自分の方がずっと耐えられそうな状況にあるとわかれば耐えるための勇気や自信も湧いてきて前向きになれます。
3.今どうかではなく先のことまで考えて行動する
今どうかばかり考えていると忍耐することは先が長く無意味に思えてしまうこともあるため、先のことまで考えて行動するように心がけてみましょう。
今は辛いだけでもその結果周りに評価されたり報酬が得られるような場合は忍耐することにも価値を見い出せます。
また、忍耐によってメリットを得られれば自分の価値感や取り組み方を変えられる可能性もあり、コンプレックスからも脱却できる可能性だってあります。
先を見通してみるとそんな希望も持てるようになります。
4.最悪な事態を想定してさらに上をイメージしてみる
忍耐力を鍛えたいならあえて最悪な事態になることを想定してみましょう。
今すでに耐えているつもりでももっと努力する必要があると思えてきて油断しなくなりますし、言い訳でごまかしたり途中で投げ出すこともできなくなります。
不安に思って逃げ出す自分から不安に思うからこそ備える自分に変われるようにイメージしてみてください。
さらに上の自分になるには意識を持って厳しくいなければいけません。
5.人に見られる自分を意識してみる
人に見られる自分を意識することで忍耐力が鍛えられることもあります。
学生なら家族や塾の先生が見ている前で勉強したり部活のトレーニングをするようにするといいですし、仕事をしている人なら評価されたい上司や可愛がっている後輩の前で張り切って働きましょう。
妻の前で家族サービスに精を出したり親の前でお手伝いをして見せる子供もそうです。
人に見られていると手を抜かなくなりますし、その人に良い印象を持ってもらいたくて自然と我慢もできてしまいます。
6.厳しい状況に身を置いたり厳しい人にチェックしてもらう
厳しい状況に身を置いて耐えることから逃げ出せなくなるように仕向けてみたり、油断すると叱ってくれるような人にチェックしてもらいながら何かと向き合ってみてください。
そうすれば気持ちが弱っても逃げ出すことなどできなくなります。
強引ではありますが、それだけでいやいやでも頑張れる単純な人もいますし、恐怖心でも成果が出せればその状況や厳しい人の見方も変わってきて次はもっと気楽にやっていけます。
忍耐力を鍛えるのはそう簡単なことではありません。
今まであらゆることから逃げて楽な道を選んで生きてきた人はなおさらです。
しかし、一度でも簡単なことでも達成できれば小さな感動から大きな感動を求めるように変わってきます。
諦めずにいきましょう。