勤続数十年という大ベテランにも関わらず、収入が一向に増えない人達が増加しています。
それは景気の影響とは別に低所得者にはある特徴が見られます。
今回は現代に増加している低所得者についてご説明致します。
1.向上心や出世欲が無い
低所得者の中には万年平社員の人も珍しくありません。
今自分が任されている仕事のみに集中し、役職に就く為にもっと多くの仕事をしようという考え方を持ち併せていない人がほとんどです。
かといってやる気がないわけではないので、リストラされることはあまりありません。
それ故に現状に甘んじている人が低所得者になってしまいます。
2.責任が重くなることを避けている
なぜ出世欲が無いのかという答えになるのがこの項目のタイトルです。
低所得者の中には例え給料が増えたとしても、今の仕事以上に責任が増えて面倒な思いをしたくないと考えている人が大勢います。
現代はストレス社会であり、平社員とはいっても多少の責任はありストレスも感じます。
しかし平社員でさえも辛いと感じてしまっているので、昇進に対して恐怖さえしている人もいます。
3.失敗ばかりしている
失敗ばかりしているといつまで経ってもそこから先へ進めないので、何年経っても同じような仕事しかしていません。
故に役職が全く与えられず低所得者になってしまいます。
更に低所得者は失敗続きのせいでやる気を失っている者までいます。
先へ進むことを諦め、会社のお荷物にさえならなければいいというくらいの考え方で仕事をしています。
4.お金の節約が上手いから増やす必要が無い
一人で暮らしていると、誰に対して気を遣うわけでもないので自由に過ごせます。
それを利用し、自分が最低限の暮らしが出来ればいいと考えている人が多く、それほど多くのお金を欲しません。
これまで紹介してきた特徴と違い、あえて低所得者でいるタイプです。
前向きな低所得者は物欲も無く、趣味もお金がかからないもので最大限に楽しむことが出来るので、このタイプの低所得者にはこのままでいるほうが幸せになれることもあります。
5.異性と付き合う願望が無い
パートナーができればデート、結婚式、新生活に向けた出費等それなりにお金もかかります。
しかし低所得者は異性と付き合おうとはしません。
それが諦めているのだけなのか本心なのかはわかりませんが、それほどお金を必要としていません。
現在は結婚をしない人が増えてきているだけに、この特徴は一概に悪いとは言えません。
6.お金の勘定にうるさい
低所得者は言ってしまえばケチな人が多いです。
収入が低いから出費を抑えたい気持ちはわかりますが、食事に行くときになるべく安い場所にしようとこだわりすぎたり、飲み代は必ず割り勘という人は周りからすると一緒にいたくないタイプに見られてしまいます。
倹約するのはいいことですが、ケチになってしまうと人間関係にまで影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
7.人間関係が良好ではない
本人は昇進したいのに上司に嫌われてしまったり、期待に応えられずに失望されてしまう為いつまでも給料が増えません。
また上司以外の人間とも上手く付き合えないと、大事な仕事を任されることが無くなってしまうため、結局は誰でも出来る仕事しか与えられません。
引っ込み思案などコミュニケーションが苦手な人ならともかく、行く先々でケンカをしたり上司に逆らうようなトラブルを起こしてしまえば低所得者としての道を歩んでも仕方がないと言えます。
低所得者は言葉だけ見ると悪いイメージですが、現在はバリバリ働かずにそれなりの給料でいいから楽をしたいと考える人が増えてきました。
その考えは決して悪いことではありません。
うつ病やストレス性の病気になってしまっては元も子もありませんので、無理をしないことが一番働くうえでは大事なのは確かなことです。