皆さんも友人や知人、先輩・後輩といった人達と話をしている中で、この人は頭が回るな、頭の回転が速いな、と思った事があるでしょう。
ここではそういった頭が回る人達の特徴についてご紹介していきます。
1.知識・経験が豊富である
頭が回る人達の大きな特徴の一つとして、知識や経験が豊富である事があげられます。
基本的に人間同士が会話をしている中で頭の回転が速いと感じる場面は、問題や悩みがあった場合にその人の即座の返答に対して感じる事が多いでしょう。
そこには、その人の経験をしてきた事柄や見聞きしてきた知識の引き出しから、答えを即座に導き出しています。
勿論、その人がどのような事柄にも即座にできるのかと言えば、恐らく万能ではないのでしょうが、それでもいままでの経験や知識の引き出しの中から、今起きている事案に合致するように応用をきかせて、答えを導き出しています。
その応用の点は、以下の項目で記述します。
2.知識・経験を柔軟に応用できる
上の項目で記述しましたように、いくら頭のまわる人でも自分が経験した事の無い事柄はたくさんあります。
しかし、そういった状況でもその人が様々な問題に対応できるのは、これまでに培ってきた知識や経験を応用できるような思考回路があるからです。
例えば自分ではまったく解決策が思い浮かばない問題を相談した場合、その相談相手が同じ経験をしていなくても、似たような事例の知識があった場合、当たらずも遠からずの返答をしてくれ、自分にとっても問題解決のヒントになる事があるでしょう。
このように、ただ知識を有しているだけではなく、その知識を柔軟に有効活用し応用できるかを即座に考え付く事も、頭の回る人の特徴の一つとしてあげられます。
3.様々な見解を分け隔てなく吸収する
これはどういう事かと言いますと、色々な事柄に対して客観的にものを見て決して自分だけの考えを主張するのではなく、相手の意見や立場も含めて考えた上でまっとうな答えを導き出そうとすると言う事です。
人間は状況や立場で多様な考え方が存在しますが、頭の回る人はそういう事も十分理解し相手の言い分や考え方を排除せず吸収したうえで、本来はどうあるべきかを常識に照らし合わせ、相談者に対してはこういう答えが妥当なのではないかと、回答を導き出しています。
どうしても人間が生活していくうえで、他人との関わりがある以上、自分と意見や考えが対立してしまう場面はでてきますが、そうなった場合、問題に対して第三者の目線を持って物事を考えられる人の方が解決への近道になる事でしょう。
4.冷静に物事を判断できる
これも頭の回りが良い人に言える事ですが、感情的にはならずに物事に対応できるといった特徴があります。
人間は何かトラブルが発生した場合、どうしても感情的になりがちです。
しかし、そうなると頭に血が上り最悪支離滅裂な思考になってしまいます。
一方で頭の回る人は、常に冷静に物事を見極め判断する能力があり、落ち着いて物事が解決するように考える事ができます。
ただ、何かしらのトラブルが起きた時に落ち着いていられるのは、その事柄に対する知識や経験を有している余裕があるというのも大きな一因なのでしょう。
このように、頭の回る人は今まで自分が経験してきた事や見聞きしてきた知識を分け隔てなく吸収し、随所で解決できるような思考回路を持っています。
つまり、自分も頭の回る人間になりたいと考えた時、訓練次第では頭の回りを今よりも良くする事も可能です。
まずは、様々なトラブルなどに関する記事に目を通しましょう。
まったく関係のない記事でもその内容を覚えておけば、類似した場面に遭遇した場合でも対処できる可能性がぐんとあがります。
後は、常に冷静に様々な知識や経験の引き出しを活用し、第三者の目線で物事を見て考えられるようになればあなたも頭が回る人に近づけるでしょう。