仕事でストレスを抱えることによって、精神的な負担が溜まり休職する人が少なくありません。
そのような事態になることを避けるためにも、休職しやすい人にはどんな特徴があるのかを知っておくと役立ちます。
1.とにかく真面目
やるべきことはきっちりとしなければならないと考える人は、休職する人に多く見られる特徴です。
仕事は成果を求められますが、どの程度の品質にするかは携わる人次第です。
限られた時間の中でどこまでこだわるのか、どのようにして成果を出すのかは、それぞれの判断に任されます。
真面目な人はきっちりと品質を確保した上で成果を出そうとするので、どうしても時間が足りなくなります。
その結果残業が続いたり、夜遅くまで会社に残るといったことになるわけです。
その結果、精神的な疲労が蓄積されて休職せざるを得なくなります。
2.要領が悪い
仕事は品質とスピードのバランスをどのように取るかがポイントです。
それを上手く考慮できる人は、押さえるべきところはしっかりと押さえて、手を抜くところは品質に影響が出ない程度にできるものです。
けれども要領が悪い人は、手を抜いて良い部分といけない部分との境目が分かりません。
その結果、全ての作業に全力で取り組まざるを得ないので時間がかかるようになります。
段取りが悪い人も同様に、無駄に時間を費やすことで自身の負担も蓄積させてしまいます。
このような人はやがて休職せざるを得なくなるというわけです。
3.自身の価値観にこだわる
会社には色んな人がいますし、それぞれ価値観も異なるものです。
そのような中で円滑に仕事を進めるためには、他の人の価値観も認める必要があります。
けれども自分の価値観にこだわり、他の人の意見を聞き入れることができない人はストレスを抱えることになります。
自分の思う通りに事が進まないので、フラストレーションが溜まるというわけです。
これは会議や議論などにおいても同様ですが、時に目的を見失って物事の正論を問うことにこだわることにもなります。
このような仕事の進め方をしている人は、うつ病も発症しやすくなります。
4.自分を変えることができない
自身の価値観にこだわることと重複しますが、自分を変えることができない人も休職しやすい傾向があります。
例えば自分が関わる仕事でミスが発生した場合、その直接の原因が他人にあるとなれば、自分には関係ないと思うタイプの人です。
悪いのはその人なので、その人に注意してもらわなければミスはまた繰り返すし無駄な残務が増えると考えるわけです。
けれども自分もその仕事に関わっているのであれば、何かできることはあるはずです。
その人がミスをしないようなフォローも考えられます。
そのように自分が動く必要はないと考えるタイプの人は、ストレスを溜めやすくなります。
人のせいで余計な仕事が増えると不満を抱えることになるからです。
5.環境の変化を嫌う
咸鏡の変化を嫌うことも、休職しやすい人に見られる特徴です。
例えばいつも同じメーカーの食品にこだわったり、同じルートの道しか選ばないような人は、このタイプであると言えます。
会社で職場の配置転換などにより部署が移動になると、新しい環境に適応できなくなりストレスを溜めるようになります。
このような人は、退職するよりも休職を選ぶ傾向があります。
場合によっては会社を変えた方が良いというケースはあるものです。
けれども全く新しい環境に移ることを避けるために、休職した後に復帰し、また体調を崩して休むということを繰り返すようになります。
休職しやすい人に見られる特徴で共通するのは、自分の価値観にこだわるということが言えます。
仕事の進め方や周囲とのコミュニケーションにおいて、自分の価値観にこだわるために自分を変えることができず、ストレスを抱えるというわけです。