職場でセクハラを受けた時の対処法とは

最終更新日:2018年5月20日

セクハラを受けている女性は「私、セクハラされています」と周囲に中々言えず、1人で抱え込んでしまいます。

こうした態度からセクハラをして来る方は「あの子なら誰にも言わないからセクハラしやすい」と思われてしまい、日に日にセクハラ行為がエスカレートしていきます。

職場でセクハラを受けている場合、周囲の人に中々言えないのであればこうした対処法をオススメします。

1.極力避ける

セクハラをして来る人の近くにいることであなたがセクハラの標的になってしまいます。

セクハラまがいのことを1度でもされた場合、その人のことを極力避けることで「この子はセクハラしにくい」と思われ、安易に近付いて来なくなります。

また、同じ人に何度もセクハラをされている人は、セクハラをして来る人のことを避け、職場で1人行動をなるべくしないことであなたの隙が無くなりセクハラの回数が減ったり、セクハラされなくなります。

1人行動をしないというのは常に誰かと一緒に行動をするのではなく、職場にいる人達の目の届く範囲で行動をするということです。

2.はっきりと言う

セクハラをして来る人に対して「やめてください」と言うのはかなり勇気のいることです。

ですがはっきりと言わないことでセクハラをして来る方は「しめしめ…」と心の中でウハウハしています。

こんなどうしようもない考えを持っている人からセクハラをされていると思うと何だか腹が立ちますよね。

そしてセクハラをされていることに対しいてこんなに悩んでいる自分がバカバカしくも思えてきます。

なので、セクハラをされた時ははっきりと「やめてください」と強めに言うことが大切です。

ヘラヘラしながら言ってしまうとナメられ、またセクハラをされてしまうので、一切笑顔は見せずに言うことが対処法になります。

3.上司に相談

周囲の人にセクハラをされていることが言えなかったとしても、セクハラをしてくる人の上司には絶対に言った方がいいです。

というのも、セクハラをしてくる人は簡単に言うと〝弱いものいじめ″をしているからです。

後輩のあなたであればセクハラなどをしても上司である自分に逆らって来ず、されるがままで終わるからです。

ですが、こうした弱いものいじめをする人は上司に逆らえないため〝上司の言うことは絶対″です。

そのためセクハラをしてくる人の上司にセクハラをされているということを相談し、セクハラをしてくる人の指導をお願いするといいです。

4.窓口に相談する

社内や社外の相談窓口で社内で起きているセクハラについて相談することで対処してくれる場合があります。

窓口なので周囲の人に比べたら相談しやすく、自分がされてきたことを具体的に話しやすかったりします。

ちなみに社外の相談窓口は〝都道府県労働局雇用均等室″〝総合労働相談コーナー″〝NPO法人労働紛争解決支援センター″〝労働基準監督署″になります。

名称だけ聞くとちょっと硬い感じに思え、電話することを躊躇してしまいますが、本当にセクハラに悩んでいるのであれば気軽に電話をすることをオススメします。

5.証拠を残し、上司に見せる

周囲に「私〇〇さんからセクハラされています」と言っても「気のせいだよ」「そんなの私もよくされるよ?」「あの人そう言う人じゃん」「気にしすぎ」などと流されてしまいがちですが、セクハラを受けている証拠を残しておくことで周囲の人たちは信用してくれ動いてくれることがあります。

また、周囲の人よりも上司にセクハラをされているという証拠を見せることで何らかの対処法をとってくれます。

あなた、もしくはセクハラをしてくる人の異動、もしくは指導などになることがほとんどです。

写真やムービーでの証拠残しはリスクも高く、写真やムービーを撮っていることがバレてしまった時により酷いセクハラを受けてしまう可能性もあるので、リスクの低く、しっかりと証拠の残せる音声録音がオススメです。

6.退職をする

セクハラをしてくる人に何を言っても、何をしても効果がないときは退職するのが一番の対処法になります。

何をしても効果がない場合はセクハラをされる度にあなたにストレスが溜まり、最終的には体調を崩してしまうこともないとは言い切れません。

なので、女性の多い職場に転職をしたり個人で事業を立ち上げる等をして自分に合った職場で働くことがセクハラのいい対処法です。

勤続年数が長いと退職するということに勇気がいりますが、退職してしまえばセクハラを受ける毎日から解放されます。

セクハラをされない日々を想像してみてください。

毎日平和で仕事も捗り、楽しく仕事もできるはずです。

セクハラを受けている人はストレスが溜まるだけではなく、精神的苦痛も味わっています。

こんな毎日では体調を崩してしまうのも時間の問題です。

セクハラをしてくるどうしようもない人のせいで自分の体調を崩してしまうなんて納得がいかないですよね。

そうならないためにもセクハラに対しての対処法を色々と試して撃退しましょう。

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