学校や会社などでリーダーシップのある人を羨ましいと思った経験は誰にだってあるでしょう。
では、どうすればその人のようなリーダーシップを身につけることができるのでしょうか?8つの方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.本を読んで学ぶ
書店にはたくさんのリーダーシップに関する書籍が販売されています。
経営学であったり心理学であったり、さまざまなジャンルにおいて「人に影響を与え動かすにはこうしよう」と紹介されていますから、評判のいい書籍をあれこれと読んでみてください。
何冊か読んでみると似た内容も多いと気づくはずです。
まずはそこから試してみてください。
また、人前でそういった書籍を読むことでリーダーを任せてみようと思ってくれる人が現れる可能性もあるでしょう。
2.リーダーシップのある人のそばで働く
何かを学ぶにはその道のプロのそばで技を盗むのがいいでしょう。
あなたの尊敬する上司や先輩、同僚でも頼りになる人に付いてみてください。
すると、どんなところが尊敬されていて、どういった努力をしているのかが見えてきます。
直接どうすればいいか質問してみてもいいですが、まずはサポートする側に回って体感してみると良さそうです。
真似できそうなことはすぐにでも取り入れて、まだ無理なようなことは目標として見据えておくようにします。
3.できそうなことに挑戦してみる
リーダーシップなんて…とビクビクしているといつまでたっても身に付くことはありません。
できそうなことにどんどん挑戦してみてください。
例えば、難しそうな大プロジェクトは無理でも、職場の掃除のルールを決めるくらいのことなら自分にもできそうではありませんか?小さな世界でも提案すること、周りの意見を聞きながら具体案をまとめること、それを実践することは練習になります。
4.まずはサブリーダーから頑張ってみる
まずはリーダーではなくサブリーダーから頑張ってみてください。
サブリーダーの方が実際には忙しかったり、リーダーとそれ以外の人との板ばさみになって大変な思いをすることもあります。
しかし、最終的な責任者はリーダーです。
少しだけ心に余裕が持てるので、思い切ってリーダーシップを発揮できるような気がしませんか?無責任にやり放題やってみるというわけではなく、支えがいるというつもりで精一杯行動してみましょう。
5.人の気持ちを考えるようにする
リーダーシップを身につけるには人の気持ちを考えるようにしなくてはいけません。
かといって、人の気持ちばかり考えてしまうとやりたいこともできなかったりしますから、そのちょうどいいさじ加減を身につける必要があります。
そのためには人の話をよく聞き、反応をよく見ましょう。
そして、ゆずれるところはゆずって歩み寄りつつも、ゆずれないところはしっかり主張してリードします。
強引すぎてもいけませんし、引きすぎてもカリスマ性を失ってしまうので気をつけてください。
6.扱いやすい人から動かす練習をしてみる
扱いやすい人から動かす練習をしてみてください。
例えば、後輩や弟&妹なんかが仕切りやすい存在なので、提案したり意見する練習をしてみましょう。
こちらに遠慮しているせいでやりやすくはありますが、言い返してこない中にも意見があることは知っておくべきです。
そして、相手の思いを想像しながらリーダーとして動くようにしてください。
頼られるようになるとリーダーになる面白みも感じられるようになってきます。
そこからさらに自分を磨こうと思えるようになります。
7.落ち着いて考える意識を持つ
リーダーシップを取るには常に冷静でいなくてはいけません。
何がトラブルが起きた時も、いきなり慌てるのではなくひと呼吸ついてから行動するなどしてみましょう。
周りが慌てているときこそ落ち着いた様子を見せることで人にも一目置かれるようになります。
また、あえて落ち着くようにすることで実際にも気持ちが鎮まってきますから、自分の心をコントロールする上でも大切にしてみてください。
8.提案することを恐れない
リーダーシップを身につけるには臆病でいてはいけません。
ただ、謙虚さもなくてはただの偉そうな嫌われ者になってしまいます。
提案することを恐れないながらも、どこかではそれに反対する人や不本意に思っている人がいるということは想像しておくべきです。
また、みんなが言いにくい時こそ頑張って意見をしてみましょう。
その方が人との違いを印象づけることができ「この人に任せてみよう」と期待させることにもなります。
リーダーシップを身につけるには小さなことから練習して自信をつけていくことが大切です。
まずは自分を信頼してくれる人や穏やかな人に向けて意見をしたり、相談を聞くなどして始めてみてください。
だんだん目立つようになると妬む人も表れます。
一度嫌われてしまうとリーダーシップも発揮しにくくなるため、謙虚さと空気を読む心がけも忘れずにいましょう。