社会人として出世を目標に頑張っている人も多いことでしょう。
しかし、年齢を重ねれば誰でも出世できるかといえばそうではなく、若くして出世する人、
何年も勤めているけど出世できない人などなど、出世には何らかの条件が必要となるのは明らかなことです。
では、会社において出世できる人とできない人においては、どのようなポイントが異なっているのでしょうか。
今回は、出世する人の特徴を紹介していきます。
1.仕事ができる
出世するためには、当然のことながら仕事ができることが大切です。
出世すればするほど任される仕事や責任は増大していくので、その仕事に耐えることができる人材でなければありません。
あたりまえのことではありますが、出世には仕事ができる人が有利です。
また、仕事ができるにも様々な定義がありますが、一般的に必要とされるのは、ミスをせずに正確に仕事ができる人間です。
仕事ができるといった意味には、スピードや利益など様々なものが含まれますが、やはり大切なのは正確性でしょう。
どのような仕事であってもミスをせずに、期限までに成し遂げることができる、このような人材は、出世しやすいといえるのです。
2.協調性がある
出世する人の特徴としては、協調性がある人物であることが条件となります。
出世するということは部下も増えることが多く、プロジェクトを率いたり、より大きな組織内で働く機会も増えることでしょう。
そのような状況で、個人プレーに走ってしまうような人物であったり、他の人と軋轢を生んでしまうような人物は、組織としては扱いにくい人材だといえます。
一方で、協調性がある人物であれば、大きな組織内でも仕事ができる人間だと評価されやすく、メンバーの一員としても、リーダーとしても仕事を任せることができます。
このように、協調性がある人物は上の立場の人間からすれば非常に扱いやすく、仕事を任せることもやりやすいので、出世しやすいといえるのです。
3.人望がある
出世する人の特徴としては、人望がある人物だといえます。
出世すると上の立場になることがほとんどであり、時には部署を担当することもあるでしょう。
しかし、そのような立場にありながら、部下から慕われていない人物、上司から信頼されていない人物だとどうでしょうか。
出世してより偉い立場で働くということは、他者からの信頼も必要とする立場です。
このような理由から、人望がある人は、比較的出世がしやすいといえます。
まず、上司から信頼されている人は、出世への後押しが強くあることでしょう。
立場が変わっても元の上司からは部下の立場であることは変わらないので、より仕事を任せることができる人物、信頼している人物に出世してもらいたいためです。
また、部下の立場から見ても、信頼できる上司であることは良いことであり、人望の無い人よりも、人望のある人が上司になってもらったほうが、仕事がしやすいことは当たり前のことだといえます。
このように、人望のある人物は出世しやすい傾向にあり、上司、部下、両方の信頼を得ていると、出世に繋がりやすいといえるのです。
出世しやすい人の特徴は、仕事ができること、このことが第一だといえます。
やはり、出世することは責任も増えることになり、仕事のできない人間には任せる事ができないからです。
しかし、仕事ができるから良いかといえばそうではなく、協調性などの人間関係も重要となります。
組織の上に行けば行くほど様々な人と仕事をすることが増えるので、人間性は非常に重要です。
そのため、仕事だけできる人は、反対に出世しにくい人であるともいえるでしょう。
出世のためには仕事だけではなく、仕事と人間性の2つが求められているのです。