今、「しっかり寝ているはずなのに、毎朝だるい」「朝なかなかスッキリ起きられない」という悩みを抱えている人が多くなります。
この悩みの原因は、「質の良い睡眠がとれていない」ということです。
そこで、上質な睡眠を取るためにはどうしたら良いか、その具体的な方法を紹介します。
1.夜更かしは控え、できれば深夜0時までには寝るようにする
人間の理想の睡眠時間は7~8時間だと言われています。
しかし、しっかり7~8時間寝ていても、疲れが全く解消されない人も多くなります。
この原因は夜更かしです。
同じように7~8時間寝ていても、夜遅く寝た人と早い時間に寝た人とでは、睡眠の質が全く違うのです。
上質な睡眠をとるためには、「長く寝る」ということよりも、「夜更かしをやめて早めに寝る」ということを徹底する必要があります。
上質な睡眠をとるためには、できれば深夜0時までには寝る習慣をつけることが必要です。
「忙しくて、そんな早い時間に寝られない」という人もいるかもしれませんが、「夜行っていた作業を、朝早く起きてやる」という工夫をすれば、早い時間に寝られるようになります。
2.夜寝る前は、スマホやPC・TVを見ない
現代人が手離せなくなったスマホやPC・TVからは、ブルーライトと呼ばれる強い光が発せられています。
このブルーライトが脳を興奮させ、熟睡を妨げています。
そのため、夜寝る前は、これらの電気機器の画面をなるべく見ないようにしましょう。
夜寝る前は、どうしてもこれらの電気機器の画面をダラダラと長時間見てしまうという人がたくさんいます。
この時間が続けば続くほど、脳の興奮状態も続きます。
これらの画面を閲覧することで、夜遅い時間に、脳に様々な情報が入ってきます。
これが思考をフル回転させてしまい、脳が働きっぱなしの状態が続くようになってしまいます。
上質な睡眠を取るためには、脳をリラックスさせることが必要です。
そのためには、寝る1時間前くらいになったら、ブルーライトを発する電気機器の電源を切ってしまうようにしてください。
3.リラックスできる寝室を整える
上質な睡眠を取るためには、心身共にリラックスできる環境で寝ることが大切です。
そのためには、寝室の環境も大切です。
寝室に物がたくさんあったり、寝室の掃除が行き届いていなかったりすると、どうしても落ち着かなくなります。
その結果、睡眠の質を下げてしまうようになります。
なので、寝室には、必要な物以外はなるべく物を置かないようにしましょう。
そして、できる限り、寝室は毎日掃除してください。
寝室のレイアウトも大切な要素です。
寝室の照明や、寝室全体の色合いが落ち着かないものだと、熟睡することができなくなります。
上質な睡眠を取るためには、寝室のレイアウトはできるだけシンプルにしましょう。
明る過ぎる雰囲気の寝室や、奇抜な雰囲気の寝室では、睡眠の質が著しく下がります。
4.寝る前に、ヒーリング系の音楽を控え目に流す
上質な睡眠を取るためには、音楽の力を借りることもオススメの方法です。
しかし、「自分が好きな音楽であれば何でも良い」というわけではありません。
速いテンポの音楽や激しい音楽は、脳を興奮させてしまうため、不向きです。
歌の入った音楽も、歌詞に気を取られて脳が働きだしてしまうため、寝る前にはオススメできません。
睡眠の質を高める効果があると言われている音楽は、ヒーリング系の音楽です。
例えば、自然の音が入っているものや、静かなクラシック、ハープの演奏などです。
瞑想に使われるクリスタルボウルの音楽なども良いでしょう。
寝る前にヒーリング系の音楽を控え目な音量で流すことで、心も体も脳も、気持ち良くリラックス状態に入ることができ、そのまま質の良い睡眠へと導かれていきます。
上質な睡眠を取るためには、夜更かしを避け、早く寝る習慣をつけることが不可欠です。
脳が興奮するような行為は、夜行わないようにしましょう。
それと同時に、心と体と脳が気持ち良くリラックスできるように工夫することも大切です。
寝室の環境を落ち着いた雰囲気に整えたり、リラックスできる音楽の力を借りたりして、「何も考えずにのんびりできる時間」を作るようにしてみてください。
工夫次第で、睡眠の質はいくらでも上げることができます。
今までの習慣を見直し、できることから少しずつ改善してみてください。