仕事にやりがいを感じる瞬間6つ。成長を実感して充実した仕事をしよう

最終更新日:2014年12月31日

社会人の生活の大部分を占める「仕事」。

時間的にも精神的にも、大きな影響を与えるものとなればやはり、やりがいのある仕事をしたい、というのは誰もが考えることだと思います。

そこで、やりがいを感じる瞬間、またそれを引き出すにはどうすれば良いかご紹介します。

1.目標を達成できた時

惰性でだらだらと働いているだけでは、仕事はどんどんつまらなくなるばかりです。

目標を定め、それを達成する喜びを見出すことが仕事のやりがいを感じるコツであると言えます。

たとえルーティンワークの中でも、いつまでに何をする、このスキルを身に付ける、といった自分なりの小さな目標でもかまいません。

そういった小さな達成感を積み重ねていくことがやりがいとなり、自分の実力へとつながっていきます。

そうして身につけた実力をもって、大きな仕事、難しい仕事ををやり遂げる達成感は、他では得られない喜びであり、それまでの苦労も吹き飛ぶことでしょう。

2.周囲から認められる時

仕事を始めた当初は、何もかも人から教えてもらうことばかり。

当然、大切な仕事も任せてもらえないし、信用もイマイチ。

しかし、スキルがついてくると、周囲の評価も変わってきます。

頑張って出した成果を上司から褒められた時、周囲から頼りにされた時、責任ある仕事を任された時。

社会人としての自分の価値を感じることができるでしょう。

「あの人、大丈夫かな?」から「彼に任せれば大丈夫」に変わった瞬間は大きな自信と活力へとつながります。

また、周囲の評価にふさわしい自分でいようという意識も働き、いっそうレベルがあがる相乗効果も得られます。

それが良い循環を生み、やりがいへとつながっていきます。

3.仕事に関わる人から感謝される時

同僚や取引先の人から「ありがとう」と言われるのは嬉しいものです。

「この仕事をして良かった」と思える瞬間でもあるでしょう。

自分が関わった顧客から、手助けをした仲間から…色々な「ありがとう」がありますが、人から感謝されるためには、何よりも常に誠実で真摯な姿勢を心掛けることが大切です。

時には、自分を犠牲にしなければならないこともあるかもしれません。

しかし、そういった努力は、自然と周囲に伝わり、感謝の気持ちが生まれます。

自分が力を尽くした仕事が誰かのためになっているという実感は仕事の喜びであり、次の仕事への活力につながることでしょう。

4.結果が報酬につながる時

経験やスキルが上がれば、報酬も上がっていきます。

社会人として、報酬=自分の価値と置き換えることもできます。

周囲の評価や感謝と言った、目に見えない結果も大切ですが、「報酬」という目に見える結果は、やはりモチベーションを保つうえで重要な要素のひとつでしょう。

より良い報酬を得るためにスキルを上げる努力をする、それが結果として報酬に反映される、というのは大きなやりがいであり、仕事の真髄であるとも言えるでしょう。

ただし、報酬ばかりに固執しすぎて、仕事のやりがいや喜びを見失ってしまうようでは本末転倒。

あくまでも、自分の頑張りの結果として受け取るもの、というスタンスを保つことも必要です。

5.仲間を得られた時

仕事というのは、楽しい事ばかりではなく、むしろ辛いことの方が多いもの。

そういった辛さや苦しみを一緒に乗り越えた仕事仲間は、いわば戦友のような存在であり、親兄弟とも学生時代の友達とも違う絆が生まれます。

特に、チームでひとつのプロジェクトを進めるような仕事ではいっそう、仲間との関係が強くなるでしょう。

ぶつかり合ったり、腹を割って話し合ったり、という経験は大きな信頼関係となり、時には、仕事を辞めた後でも、一生の友となることもあるでしょう。

仲間と一緒に働くことで、自分ひとりでは得ることのできなかった新しい価値観に出会うこともできます。

また、尊敬できる上司に出会うことができれば、仕事のアドバイスを求めたり、悩みを相談したりと、自分自身の成長につながります。

そんな仲間と共に働き、共に成長していくこともまた、仕事のやりがいのひとつだと言えます。

6.自分の成長を感じられる時

最初は右も左も分からなかったところから、少しずつ出来ることが増えていく。

やがて先輩・上司となり、価値観や考え方も変わっていく。

気がつけば、以前の時分とは見違えるほど成長していた…。

そんな風に、仕事を通して自分自身の成長が感じられるのも、仕事の大きなやりがいを感じる瞬間だと思います。

社会人としての成長は、人間としての自分の成長にも密接に関わっています。

そのためには、たくさんの辛いことを乗り越えなければならず、「もう辞めたい」と思うことも、何度となくあるかもしれません。

しかし、その壁を乗り越えて成長した時にこそ、真のやりがいが生まれるものなのかもしれません。

どれだけつまらなそうに見える仕事にも、必ずやりがいは潜んでいるものです。

それを感じようという心掛けがあるかどうか、そのための努力をしているかどうか。

仕事のやりがいは自分次第、ということが言えるのではないでしょうか。

何となく仕事がつまらない、やりがいが感じられない…そんな時には、自分のあり方をじっくり見直してみるのもより良い社会人生活を送る方法のひとつなのかもしれません。

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