本部長の会社での役割とは。部下の提案の最終決定者!

最終更新日:2018年5月21日

会社にはさまざまな役職がありますが、具体的に役職の業務内容などわからないですよね。

役職が上がるほど、責任のある仕事を任され、権力を持つことができます。

今回は

本部長の会社での役割

について紹介きていきます。

会社や規模や業務内容によって異なりますが、本部長の会社での役割について見ていきましょう。

1.部署の全体の管理

部長は部署全体の管理者にあたります。

課長階級であれば、所属する課の責任者となり、管理する人数もそれほど多くありません。

しかし、部全体の管理となると会社の規模にもよりますが、少数人の規模から大規模な部であれば100人近い社員を管理することもあります。

社員の仕事へのモチベーションや営業目標へのアシスト、部と上層部とのパイプ役という役割を担います。

現場で部下をフォローするというより、経営という観点から営業目標や部で設定された目標に関してどう成し遂げていけるのか、社員の状況を判断し、影でアシストして行くということが本部長の役割です。

社員たちが仕事に対してモチベーションを高く持てるように気配りをしたり、部の全体が円滑に行くように部全体の状況把握に努めたりと部署全体の管理を任されているのが本部長の仕事です。

2.社員の教育にあたる

本部長は社員の教育や指導もしていきます。

仕事が円滑に行くように部下を指導する立場にもある係長や課長の指導にもあたります。

逐一、課長らからも連絡報告相談を受け、これに対して現場や部下に対して教育をして行きます。

本部長は経営的な点でも権力を持っており、部として利益を上げることができるように考えなくてはなりません。

組織として部をこれからどうしたらいいのかという点でも部長は考えなければならないのです。

戦略を立て、結果を残さなければならない責任がある本部長。

自らの戦略を部下に教育をして、部を円滑に回して行くことも大切な仕事です。

3.社員が気持ちよく働ける環境を作る

本部長は強い権力を持っていますが、部下に権力を押し付けるばかりでは部下は動いてくれません。

部下の仕事へのモチベーションを高く持ってもらうためにも社員が気持ちよく働ける環境作りが大切です。

部内で問題がないか、悩んでいる人はいないかなど社員の精神面のフォローもして行きます。

部下からの相談や要望があれば、上に相談したり、モチベーションを保つために本部長の部下への気配りが大切とされています。

現場主義よりもデスクワークが多い理由は、部内の状況把握が必要だからです。

4.仕事の適切な人選とまとめ役

大きなプロジェクトや業務内容に関して人選をするのは本部長の仕事です。

部下からの情報など日ごろの功績などから適切な人選選びをします。

プロジェクトなど他の部の助けが必要なものや上層部と掛け合うことが必要な場合は本部長自らがパイプとなり、まとめ役として説明と交渉をしていきます。

本部長であっても現場に携わることが少なくなっても、部下たちが受け持っている仕事内容に関してきちんと把握しています。

これは状況説明が必要な時に責任者として説明義務があるからです。

まとめ役として部下の仕事をきちんと管理していきます、その上で部下に適任の仕事を各々に任せ、部として円滑に動けるようにしていくのです。

5.部下の人事評価をする

本部長は部の最高責任者です、部下の人事評価も行います。

人事評価から給料に関する査定や人事異動に影響していきます。

部下に対して適任な仕事を任せ、部を軌道に乗せなくてはなりません。

本部長であっても課長などから聞いた話だけでなく、部下の仕事に対する取り組みや成果などをしっかりと管理しなければなりません。

部下とのコミュニケーションを大切にして、最高責任者として部にとって適任な人材であるのか、どんな仕事を任せていくのかを決定しなければなりません。

6.最終決定をする

部下が提案したプロジェクトや案件に対して最終決定するのが本部長の仕事です。

部にとって戦略に沿った利益になる仕事を考えなければなりません。

本部長は部署での管理職にあたります。

現場主義な考え方よりも利益のことも考えなからばなりません。

経営的な面でコストや利益、どのようにしていけば案件がスムーズにいくかも含めて最終決定を決めなければなりません。

部内で一番の権力を持っていますが、その責任は重く慎重な判断が要求されます。

本部長の会社での役割についていかがでしたか。

少しイメージが湧きましたか。

本部長は部内での最高責任者にあたります。

部内ではないトラブルが起きれば、説明義務があり、最終責任を取らなければなりません。

とても責任が重く、人物金の視点から経営戦略などから最終決定をしなければなりません。

また上層部と部下のパイプ役となることもあります。

部の利益を上げなからばならないのと同時に部下のことも守らないといけない本部長。

即座に適切な判断ができる力と周りへの気遣いが大切です。

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