職場や取引先、プライベートでの友人、あなたの身の周りには真面目な人がいるでしょう。
真面目な人とはどういう人のことを言うのでしょうか。
今回は真面目な人の持っている特徴として、以下の4つを紹介します。
1.誠実である
真面目な人は、とても誠実です。
物事に対して真剣に考える傾向があるため、ちょっとした相談事や出来事に対してでも、誠実に答えようとします。
そのため、軽いノリで話しかけたとしても、返答に詰まってしまったり、思いがけない返答をしてくることがあります。
しかし、本気で相談した場合は、悩みに対して真剣に考えてくれるのでこれほど強い味方はいないでしょう。
また、真面目な人はうそや冗談が苦手です。
人に対して、しっかりと向き合いたい、正直でありたいという思いがあるので、変なうそをつきたくないと思っています。
たとえ、うそをついたとしても挙動が怪しくなってしまったり、顔に出てきたりするので、すぐにばれてしまう傾向があります。
軽い冗談でも真に受けてしまうことが多いです。
慣れている人もいますが、慣れるまでにはかなりの経験を必要とします。
そのため、自分から冗談を言うときも、笑えなかったり、本当だと思われてしまいがちです。
2.頑固なところがある
頑固な部分があることも、真面目な人の特徴です。
今まで自分が持っている情報や技術など、正しいと思っていることについて、なかなか意見を曲げようとは思いません。
強い信念があると言えますが、一方で頭が固く柔軟性がないと思われることもしばしばあります。
また、自分の価値観が崩れるようなことや、思ってもみなかった考え方に出会ってしまうと、悩んでしまうこともあります。
自分の考え方が間違っていたのか、本当にこのままでいいのか、などと考えを巡らせます。
そして、落としどころを探して、心の平穏を保とうとします。
一つ一つの物事に対して真剣に考えてしまうので、周りの人からは疲れているような雰囲気に見えてしまいます。
3.自己評価よりも、他人からの評価を気にする
真面目な人は、人のことをよく見ています。
特に、職場の同僚や、学校の友人、家族など、周囲の人のちょっとした変化などについてよく気が付くことがあります。
ちょっとした変化を察ししては「自分は本気で向き合えてもらえているのだろうか。
評価が下がってないだろうか」と考えてしまうためです。
そのため、自分が頑張ったとしても、他人からの評価が低いと落ち込むことが多く、テンションが下がってしまいます。
また、自分で抱え込んでしまうことも多いです。
他人からの相談は真剣に考えるのですが、自分から周囲に相談することがあまりありません。
相談することで、自分に対しての評価が変わってしまわないか不安に感じることが多いためです。
4.勉強ができる
真面目な人の特徴の一つとして、勉強ができるという点があります。
真面目な人の中では、コツコツと努力を積み重ねていく性質を持っている人が多いです。
特に、学校の勉強では、暗記をしたり、過去問題を解いたりして実力を少しずつ積み重ねていきます。
そのため、天才的に成績が良いというわけではありませんが、学年が上がるにつれて徐々に成績上位に食い込んでいきます。
しかし、学校での勉強はそれで問題はないのですが、社会に出てからは実力が付くまでに時間がかかってしまいます。
それが原因で、下積み期間が他の人よりも長くなることが多いため、長い目で見てあげる必要があります。
一転して、実力がついて人の上に立つと、厳しいが信頼できる、とても素晴らしい上司となることも多いです。
真面目な人は真剣に人とつながろうとすることが多いです。
相談に乗ったり、うそや冗談を真に受けてしまったり、仕事の真剣に取り組んだり、すべてのことに全力で取り組みます。
一方で、全力を出し過ぎてしまうので、とても疲れやすい人でもあります。
もし、真面目な人が周囲にいる場合は、頑張っていることをしっかりと評価してあげると良いでしょう。
評価されることは、真面目な人にとって信頼されているという大きな癒しとなります。