誰しも周囲の人から嫌われたくないものですが、複数の人から嫌われてしまう人には、共通した特徴として、行動や性格に一定の傾向が見受けられます。
ぜひ気をつけたい、嫌われる人の特徴について4点ご紹介します。
1.会話が常にケンカ腰である
普通に話せばいいのに、出る言葉が攻撃的でケンカ腰。
本人は怒っている自覚はないけれど、傍から見ると常に人を攻撃しているようにしか見えない人がいます。
会話の内容が周囲の否定批判ばかりであるのはもちろんですが、それだけではなく、言葉遣いが乱暴であったり、言い方が攻撃的であったり、上から目線のような話し方をしていると、周りに嫌われてしまいます。
この特徴の困った点に、同僚や友達といった自分と同じ立場の人だけではなく、上司など目上の人からも嫌われてしまう、後輩も寄り付かなくなるといった社会的信用を失墜してしまう点があります。
また、家族であれば家族内で孤立してしまう事もあります。
自分に自信がない人が虚勢を張るためにとる行動として散見されますが、人から嫌われる代表的特徴と言えるでしょう。
2.挨拶ができない
おはようございます、こんにちはなどの挨拶は、人とのつながりの導入部分です。
相手が挨拶をしているのに無視したり、社会の中で自分から挨拶ができない人は、最初から関わりを拒絶している行動とも思われてしまう為、人から嫌われてしまいがちです。
実は照れているだけなどの事情があっても、周囲には社会常識がない人という烙印を押されてしまいます。
また、いただきますといったマナーに関わる挨拶などは、しっかりできないとどういう教育を親に受けてきたのかと人格を誤解されてしまう事もあります。
同時に、ありがとうやごめんなさいと言った、感謝や謝罪などの感情を伝える言葉がちゃんと言えない人も、幼い印象を与えてしまい嫌われてしまいがちです。
挨拶は人と人との関係の潤滑油でもあり、言葉は違えど世界中に共通している習慣です。
それがきちんとできない人は、相手にも避けられてしまいます。
3.人の言うことを聞かず、自分の意見ばかり押し通そうとする
人間誰しも多少はわがままな部分はあるものですが、あまりに自己主張が過ぎ、他人の意見に耳を傾けようとしない人は、他人も意見をする気を失い嫌われてしまいます。
人間は完璧な存在ではないので、色々な意見を聞いて成長材料にすることは非常に重要なことです。
最終的に相手に従わないまでも、一度は他人の意見を聞いてみる、参考にするなど鷹揚な態度が取れればいいですが、自分の意見こそ絶対と言わんばかりでは会話になりません。
あまりに自己主張が強いと、言葉のキャッチボールができないので、必然的に周囲の人は会話を避けるようになるでしょう。
自分のことばかり主張するのは、傲慢で他人をないがしろにしている印象を与えてしまい、嫌われる人の大きな特徴と言えます。
4.見栄っ張りである
学歴や持っている宝飾品、ブランドもの、年収、地位など、肩書や外見の自慢ばかりをしたり、そういった価値観ばかりを重視すると、虚栄心が強いと思われて嫌われてしまいます。
こういった外見的な部分や肩書は、時に虚偽の申告もできてしまう点もあったり、自分や自分の家族の自慢をすることで間接的に相手の暮らし向きを馬鹿にしているようにも思われてしまい、誤解を招いてしまいます。
見栄っ張りな人が嫌われてしまう理由としては、学歴やブランド物の凄さなどが、その人の内面的資質とあまり関係がないことや、どの時代にも通用する普遍的価値観ではないため、万人受けする凄さではない点が挙げられます。
単純に中身や内面は空っぽだと思われてしまいがちです。
嫌われる人の特徴には、他人への配慮や思いやりに欠落した行動や言動が多いという共通点が挙げられます。
また、自分が傷つくことには敏感なのに、他人が傷つくことへの想像力が欠落しているために自己中心的行動に出てしまっている傾向があります。
近年では、SNSなどで簡単に他人と接触が取れるようになった分、相手への配慮や我慢という事が出来なくなっている人が多い点も懸念されます。