何事にもはっきりしない人って、いますよね。
そんな人があなたの近くにもいませんか。
そんな方に振り回されてイライラしている人もいるでしょう。
逆に、自分が周りの人からそう思われているかも。
今回は、はっきりしない人の特徴を見て、どんな原因があるのか、自分に当てはまらないかチェックしてみましょう。
1.決断力がない
はっきりしない人の一番の特徴は、自分の意見を言わないことです。
なんで自分の意見を言わないかというと、小さなことでもすぐに迷ってしまうからなんですね。
言わない、というよりは、自分の意見がまとまっていないので「言えない」というのが正しいでしょう。
その大きな原因は、その人に決断力がないからです。
失敗したらどうしようと思ってしまうから、迷って決められないんですね。
だから、すぐに物事が決められずに自分の意見が言えなかったり、何かをするときにすぐに動くことができないんです。
こう見ると、決断力はかなり重要です。
自分に当てはまると感じる人は、例えばコンビニで買う物を決める時間を短くするといったような、毎日の小さなことから決断力を高める訓練をすると良いですね。
2.曖昧な言い方ばかりしている
はっきりしない人は、例え自分の意見を言ったとしても、とにかく曖昧です。
例えば、「○○な時はこうで、●●な時はこうで~」と、はっきり話せません。
また、ちゃんとした意見があっても、「たぶん」や「だと思います」といったような、意見自体をぼかす言葉もよく使います。
それだけではありません。
このタイプは色んな理由や言い訳を述べてから、やっと結論を話すので、最終的に何が言いたいかも分かりません。
こんなことばかりしていたら、周りは結論も見えず、じゃあどっちなんだとイライラしてしまいますね。
これは、その人に自信がないから起きてしまいます。
更にこのタイプの人は、周りの言動に敏感なことも多いので、話しているそばから周りの人のイライラを感じ取り、どんどん自分の意見が言えなくなってしまいます。
そうなったらもう最後、悪循環に陥りますね。
3.周りの人の顔色をうかがっている
自分の意見は持っているけど、それを上手く表現できない人も多いです。
普段から内向的なタイプで、周りとの関係性を気にしていつもニコニコ合わせているタイプ。
そんな人は「何でも良いよ」「みんなに合わせるよ」という言葉をよく発します。
自分に自信がないので、ついつい周りの人を優先させる行動を取ってしまうんですね。
周りが意見を言ってから、最後に発言したり、グループ内の主導権を握っている人に同調したりと、自分から意見を言うことは決してありません。
また、自分より年上の方ばかりいる場面で、一時的にそうしてしまう人もいます。
周りとの調和や人間関係の為に、ある程度周りと合わせることは必要ですが、あまりやり過ぎると嫌がられてしまいます。
また、こんな行動をずっと続けていると、自分自身もストレスが溜まってしまいますので、注意が必要です。
4.責任感がない
このタイプの人は、自分で決めることで責任が出てくるのを恐れています。
決断には、必ずその後に責任がついてきますが、こういった人は、失敗をしたときに責められるのが嫌なんですね。
だから、自分では決して責任を負おうとしません。
この特徴がある人は、自分の意見をもともと言えない内向的なタイプと、やる気そのものがみられないタイプと分かれます。
後者は、いつものらりくらりとして、自分から意見を出すのを避けています。
日本的な会社の中間管理職にいそうなイメージですね。
組織で働く上での、一つの処世術かもしれませんが、周りからはずるい人といったレッテルを張られてしまいます。
いかがでしたか。
自分に当てはまる部分はありませんでしたか。
知らず知らずのうちにそういった行動をとってしまっている方もいたかもしれません。
日本は昔から和を大切にしてきた文化があります。
しかし、仕事の場面では主張することも時には必要です。
意見を求められた時にはしっかり言えるよう、自分の考えをまとめたり、すぐに決断する訓練を日ごろからしておくと良いですね。