心の弱さというのは自分の身に何か起こった時にそれが仇となることが多いです。
私生活での重要な決断、仕事で大きなプロジェクトを抱える、そういった場面に非常に苦労する人です。
今回はそんな心が弱い人の特徴をご紹介します。
1.プレッシャーに弱い
心が弱い人は極度のあがり症で、しばしば何かしらの重圧に対して負け気味です。
ここで失敗をしたら自分は死んでしまうかもしれないというくらいに緊張をするので、大体は物事が上手くいかないことの方が多いです。
他人にとっては大したことがない出来事でも、心が弱い人は極端にプレッシャーを感じてしまうので、何故失敗をするのか周囲からはあまり理解されないので辛い思いをしてしまうことがあります。
2.ネガティブ思考である
心が弱い人は前向きに考えることが苦手です。
失敗したらどうしよう、このまま自分の考えを通して大丈夫なのだろうか、といった周囲からすれば余計なことをつい考えがちです。
余計なことを考えるから失敗し、周囲から失望をされて自分に自信を無くすという悪循環に陥ってしまうとなかなか抜け出せないのも心の弱い人特有のパターンです。
更に周囲の励ましに対して素直に耳を傾けられないという癖も持っているので、心が弱い人を前向きにさせるのは至難の業と言えます。
3.優柔不断である
仕事やプライベートでの重要な決断から今日の昼食に至るまで、心の弱い人はどんな選択肢に対しても優柔不断な姿勢を見せてしまいます。
昼食を決められないなんて馬鹿らしいとほとんどの方がそう思いますが、当の本人にはまるで生死の分け目のように感じているのです。
それこそ醤油ラーメンにするか100円高い味噌ラーメンにするかでさえ心の弱い人にとっては即決をするのがとても難しいことです。
4.他人に対してとても甘い
心が弱い人は親切を通り越して甘くなってしまう悪い特徴があります。
何か頼み事をされた時に、自分に余裕が無くても断る勇気が無い為に引き受けてしまいます。
その結果自分が苦しい思いを何度も経験しても、心の弱さは改善されることはありません。
それを見た一部の人からはいいように使われてしまうこともありますが、もちろんこれに対しても素直に言うことを聞いてしまいます。
5.嫌われることを極端に恐れる
心が弱い人は人との繋がりを大事にする良い特徴がありますが、同時に繋がりを大事にしすぎるあまり他人の評価に対して過敏になってしまう悪い特徴もあります。
どちらかと言えば悪い特徴が目立ってしまう為、他人の評価を上げることや維持しようと卑屈になったり前述した他人に対して甘くなってしまいます。
6.他人の痛みがよく分かる
心が弱いというのは悪いことばかりではなく、自分と同じ立場にある人に対してとても優しくなることが出来ます。
自分と似ているが故に周囲から理解されないことも、同じ心が弱い者同士なので分かり合えるのです。
アドバイスを受ける側もポジティブで大成功している人の言葉よりも、同じ心が弱い人の言葉の方が心に響いて魅力的に感じます。
7.平和的である
心が弱い人は争いが苦手な為、他人との衝突を避ける傾向にあります。
その為自分の意見を言えずに他人に流されてしまうことがありますが、心が弱い人は言い争いやケンカをして他人を傷つけないことの方が大切だと考えます。
そして我慢をしていればいつか自分に良いことが起こると信じているので、心が弱くても気にしない人も中にはいるのです。
心が弱いことは時に同じ立場の人の支えになったり、争いを回避する良い部分もあります。
しかし悪い部分が目立ってしまう為、悪用されたり周囲からの評価が良くないこともあります。
心が弱い人の気持ちは複雑なので理解するのは大変だとは思いますが、長い目で見てあげる優しさが心の弱い人の何よりの励みになります。