意思の強さは人によって違いがあり、その差が色々な部分に影響を与えます。
意思が強い人の方が生きて行く上で有利な点は複数あり、なるべくなら意思は強くなりたいものです。
そこで、意思が強い人の特徴を紹介します。
1.自分に厳しい部分がある
意思が強い人は自分に対し全て厳しいというよりも、ある部分だけ自分に厳しいという特徴があります。
一般的には、自分に甘く人に厳しくという考え方になりがちですが、ある部分だけでも自分に厳しくできる人は意思が強い人だなと思われます。
例えば、パン屋さんや豆腐屋さんは仕込や準備に時間がかかるため、朝早く起きて仕事を始める必要があります。
毎朝必ず寝坊しないで起きるという部分だけでも、自分に厳しくしないと継続的にできる職種ではありません。
朝早くから仕事をして大変だなと感じる時に、意思も強い人なんだろうなと感じるケースがあります。
また、ある部分だけでも自分に厳しくすると人とは違った行動を起こせます。
意思が弱い人は、これは絶対にやると決めてもできなくなる場合が多くあり、自分に厳しくするという部分の少しの差が意思の違いを生み出します。
2.責任感がある
意思が強い人になるには、根性が必要といった根性論は昔からありますが、根性論は抽象的な表現が多く具体的にどうしたら良いか分からないという点があります。
その為、根性論を主張する人は最近少なくなっていますが、意思が強い人になるには責任感を持つという点が具体的なポイントです。
元々責任感がある人は、やるべき事を最後まで仕上げるため、ゴールまで大変な過程があっても努力をしながら乗り越えます。
責任感があるから意思が強いとも言えて、意思が強い人の特徴的な部分です。
無責任な人は、ちょっとした壁でも乗り越えることを諦めて途中で投げ出しますが、そんな人を見ると意思が弱い人だなと感じます。
その為、意思と責任はイコールで、どちらかが強ければ両方強くなります。
3.気が強い
意思が強いを見ると、気も強い人が多く特徴の一つと言えます。
意思が強くても気が小さいと、意思の強さを表現したり維持することは難しくなります。
例えば、私はAを選ぶと決めた場合、誰かにBにしなさいと強く言われた時、気が小さいとBにしてしまいます。
意思が強い人は、Aと決めたらずっとAを選ぶので、外的な刺激を跳ね返す気の強さも持っています。
ただ、気が強くても意思が弱いという人もいて、こういったタイプは短気な人が多い傾向で、気持ちの強さには関係のないタイプです。
4.曲がった事が嫌い
意思が強い人は、曲がった事が嫌いな人が多く特徴の一つです。
意思が強い人は決めた事を貫くという考えが強いため、曲がったやり方や反則的な方法を嫌う傾向があります。
どちらかと言うと、正々堂々と立ち向かうというタイプの人が多く、意思が強い人ほど真っ直ぐな生き方をしがちです。
しかし、間違った方向にだけ意思が強いという人も稀にいるので、意思が強い人全てが曲がった事が嫌いとは限りません。
意思が強いと世の中の色々な誘惑をかわすことができ、自分の考え方や信念を貫くことができます。
その為、間違った方向に進み難いという特徴もあり、意思が弱い人より悪ことをする可能性は低い傾向です。
思春期に意思の強弱は明確に分かりやすく、意思が弱い人ほどグレやすく強い人ほど曲がった事を嫌い真っ当な道を選びます。
意思が強い人は元々強いという特徴があり、途中から強くなったという人は少ない傾向です。
意思が弱いことを何とかしたいと考えて、段々意思が強くなる人もいるので、元々強い人ではなくても意思が強い人になれます。
また、意思が強い人と弱い人との差は小さな部分の違いだけのため、誰でも意思を変えることはできると言えます。