名刺を自分で作らなければならなくなった時、まず悩むのは作り方です。
特に、名刺を作るのが初めてという人は、何を準備し、どのように作ったら良いのか、ということから知らなくてはなりません。
しかし、名刺は自分の顔です。
適当なものを作ってしまうと、先々の仕事に影響します。
そこで、質の良い名刺はどのように作ったら良いのか、その方法をご紹介します。
1.自分のパソコンを使って作る
最もお金をかけず名刺を作りたい場合は、自分のパソコンを使います。
WordやExcelを使っても良いですし、最近は、名刺作成ソフトなども販売されているので、自宅でも気軽に名刺を作れるのが魅力です。
名刺作成が初めての場合は、なるべく簡単なツールを使って作った方が失敗しません。
特にWordはオススメで、Wordの中には、名刺に使えるデザインのテンプレートが色々あります。
パソコンで名刺を作る場合には、字体や字の大きさ・レイアウトなどは、当然自分で決めなければなりません。
名刺を渡す相手に、自分という存在をしっかり印象付けるためにも、名刺のレイアウトは大切です。
どの部分をどの字体にし、どのくらいの大きさ・太さの字にすれば見やすいかということを、きちんと計算しながら作成しましょう。
又、紙の質感も大切です。
今、文具店に行くと、自作名刺用の用紙がたくさん販売されていますので、自分の個性や職種に合った用紙を選びましょう。
さて、1番神経を使うのは印刷するときです。
プリンターに用紙を設置する際は、特に気をつけましょう。
少しでもずれていると、名刺の文字が用紙の中心に印刷されなくなってしまいます。
そうすると、せっかく買った用紙が何枚も無駄になってしまうので、「本番」の用紙に印刷する前に、必ず試し刷りを行いましょう。
2.インターネットの名刺作成サービスサイトで注文する
今、インターネットに「名刺作成サイト」というものがあります。
このサイトは、ネット上から名刺を注文することができる、非常に便利なサイトです。
このサイトには2つのパターンがあります。
1つ目は、「申込フォームに、名刺に記載したい必要事項を書いて送信し、お店にレイアウトを任せる」というタイプです。
レイアウトをお店に任せると言っても、「このようなデザインで作成します」という案はメールで送られてくるので、安心です。
お店が出してきたレイアウトが気に入らない場合は、何度でもやり直しが可能なので、納得のいくレイアウトを選ぶことが大切です。
2つ目は、「気に入ったデザインのテンプレートに、自分でレイアウトを入力し、それを送信して申し込む」というタイプです。
このタイプのメリットは、レイアウトを人任せにしないので、自分の納得のいくレイアウトをすぐに自分で作れる、という点です。
名刺を早めに完成させたい時には、こちらを使うと良いでしょう。
どちらのタイプも、メール便で早く商品が届きますので、安心して利用することができます。
3.文具店に注文する
文具店には、名刺の作成を扱っているお店も多く、デザインの種類も豊富です。
自分のパソコンを使って作ったり、インターネットの名刺作成サイトで注文するよりも、高級感のある名刺をつくることができるので、「ある程度重みのある名刺が欲しい」という場合には、こちらを利用すると良いでしょう。
その代わり、値段は少々高くつくのが特徴です。
相場は特に決まっておらず、紙の種類・印刷枚数などによって大きく違います。
なので、お店の人ときちんと相談しながら作成しましょう。
レイアウトは、お店の担当者が丁寧な話し合いの場を設けてくれますので、納得するデザインの名刺ができあがります。
納得のいくデザインが出来上がるまで、何度もデザインの案を提示してもらえるため、名刺を作成する上での満足度は高くなります。
4.フォトスタジオで名刺を作ってもらう
名刺を作成する上で、穴場中の穴場が「フォトスタジオ」です。
フォトスタジオで作る場合は、写真付きの名刺になりますが、「自分の顔と名前を、相手にしっかり覚えて貰いたい」という場合は、フォトスタジオでの写真付き名刺の作成がオススメです。
ここでの名刺作成も魅力は何と言っても、「質の高い証明写真も撮ってもらえる」という点です。
なので、自分の良い表情を名刺に載せることができるため、好感度アップに繋がります。
もちろん、どのようなレイアウトにしたいかという希望も聞いてもらえるので、納得のいくデザインの名刺作成が可能です。
名刺で第一印象が決まることも
初対面の場においては、名刺1つで印象が決まってしまうこともあります。
なので、「どのような名刺なら、相手に自分を印象付けることかできるか」「どのようなデザインなら相手から見て見やすく、自分の存在をわかってもらえるだろうか」ということを基準に考えて、名刺を作ってみてください。
自分で作れるようであれば、それに越したことはありません。
しかし、少しでも自信がなければ、自作にこだわらず、プロの手を借りた方が、質の良い名刺が出来上がります。