毎日仕事をしていると、細心の注意を払っていても100%の仕事はできませんよね。
誰でも集中力が欠けてしまうと人間なのでうっかりミスをしてしまいがちです。
そんな時、みなさんはミスしたことをきちんとすぐに報告できますか?
上司の性格や自分の立場、職場のムードなどで、なかなかすぐに言えなかったりしますよね。
ついつい、後で報告すればいいか。この仕事が終ってからしようなど後伸ばしにしたり、わかっていてもなかなかミスの処理ができなかったりめんどうになってミスとわかっているのに隠してしまったりしますよね。
でもそのミスを隠してしまうと、実は後々いろんなトラブルが待っていることになるのです。
そこで、ミスを隠さない方がよい7つの理由をご紹介します。
1.心がざわつく
ミスを隠してしまうと、その時はなにごともなかったように過ぎ去るので一瞬はホッと安心するのですが、今度はいつミスが発覚するのかなど先のことを考えて気になってしまうため、仕事に集中でできなかったり、ずっとそのことを考えてしまうようになります。
その時はよくても後々自分を苦しめてしまうことになりがちです。
また、自分の行動も気がそぞろになってしまう為、挙動不審の動きになってしまいます。
自分では気がつかなくても、案外周りの人には気づかれてしまうこともあります。
2.次の仕事にすすめない
心がざわつくことと連動して、仕事が気になってしまうため次の仕事のアイデアなどが浮かばなくなってしまいます。
集中力が欠けてしまうので、また次の仕事でもミスが連発してしまう可能性があります。
また、ミスを隠してしまうと2重3重と気になる要因が増えることで強いストレスにさらされることになります。
ストレスを感じるために、表情もよくないので、印象もグッと悪くなってしまいます。
3.うっかり見つかった時に信用を落とす
ミスは内容も重要ですが、いかに誠実にかつ的確に判断して処理するかという処理能力が逆に評価にも繋がります。
分かっていながらもミスを放っておくとせっかく他の仕事で評価されていたことも、小さなことで評価を下げることにもなります。
ミスの内容が大きければ大きいほど、最初の悪い評価より迅速に処理した方がグッと高い評価に繋がることが多いです。
4.大概、後に大ごとに変わる
その時、たいしたミスじゃないしと思って、後回しにしたり、隠したりしたら後々に大きなトラブルへと変貌して返ってくることがあります。
また、そのミスの確認する部署の数が多ければ多いほど、沢山の人を巻き込んで迷惑がかかってしまったり責任問題に発展することもあります。
そうなった場合は、いろんな人に頭を下げなければならなかったり、取り返しもつかない結果が待っていることもまれにあります。
自分でミスを事前に防ぐ気持ちで望んだ方がよい結果が生まれます。
5.隠したことでイメ-ジダウン
ミスが発覚した場合、どの時点でミスが起こったのかさかのぼって調べることになります。
もし、自分がわかっているのに隠したのだと思われてしまったら、折角の自分のイメ-ジが大きくダウンすることがあります。
たまたま忙しかっただけでも悪意をもって隠したなどと思われてしまうことも度々あります。
その時は些細な事でも他人はどう評価するか分からないので、隠したと思われる行為はやめておくほうが無難です。
6.誰かにばれると弱みになってしまう
会社には目には見えなくてもライバルは沢山います。
少しでも弱みがあれば握りたいと思っている人間は沢山います。
些細なミスだったとしても、それを隠そうとした事が他者にばれてしまうことでそのことが弱みになり、パワ-関係が変わってしまうといったことはどの会社にも日常茶飯事なことです。
少しでも自分の弱みにならないように気をつけた方がよいですよね。
7.小さなストレスになっていく
仕事では些細なことでも、気になることや悩みなどはストレスといった形に変わりやすいです。
特にミスなどはあまり人に相談や助けてもらえるようなことではなかったりすると一人で抱え込むことになり、自分では意識していなくても小さなストレスとしてどんどん溜まっていくことになります。
少しでもストレスを解消するためにも、隠す行為はよくないですよね。
小さなミスでも後に広がってくる可能性がある
日ごろ気にしていなかったことでも、少し目線をかえて考え直して見ると、まぁいっかと当然のように思っていたことでも後から考えると自分にとって不利益なことが沢山あることが見えてきたのではないでしょうか。
小さなミスと思っていても、後で大きく広がることもあったり、隠した事で弱みに変わったり、取り返しのつかないことに発展してしまうこともあります。
そう考えると、ミスは事前に自分が見つけて処理をするといった発想の方が仕事も円滑にいきますし、自分の処理能力や評価にもつながるのでミスはチャンスと考えたほうが楽しいかもしれませんね。