みなさんの周りに口が悪い人っていますよね。
常に否定的な意見を言ってきたり、デリカシーのない発言が多かったりと、付き合うのをやめようかと思う時もあります。
では、口が悪い人はどのような特徴を持っているのでしょうか。
1.物事に対してはっきりとした立場をとる
口が悪い人は、物事に対してはっきりと自分の立場を持っていることが多いです。
はいかいいえか、好きか嫌いか、賛成か反対か、口が悪い人に質問するとはっきりと回答してきます。
さらに、しっかりとした理由も持っているので、聞く人にとっては説得力のある説明を受けることが多いです。
一方で、自分とは違う立場の人に対して、筋が通っていない場合は一気に説き伏せようとしてきます。
そのため、相手からは、常に上に立とうとする人やとても気が強く自意識が高い人、などと思われてしまいます。
しかも、自分が納得するまで考えを押し通そうとしてくることが多く、行き過ぎてしまうと、相手の意見を否定するどころか、相手の考え方や好みにまで言及してくることが多いです。
そのため、口が悪くデリカシーのない人だと思われてしまいます。
2.否定的な考えが多い
否定的な考えが多いのも、口が悪い人の特徴です。
何か問題を見つけたときや、何か始めようとするとき、否定的な発言をすることが多いです。
特に、せっかくみんながやる気になっているときに発言することが多いため、周囲の人の印象に残りやすくなってしまいます。
また、世間の常識や習慣に対して否定的な視点を持つことが多く、世間の流行についても本当に流行ってるのかどうか疑いの目を持ちます。
しかし、すべてのことを否定しようとしているのではなく、実際は自分が納得できていないことや真相を知らないために否定的な意見になっていることが多いです。
そのため、相手がしっかりと説明をしたり、実際の状況を見て納得した場合は肯定的になることもあります。
3.頭の回転が速い
口が悪い人は良く思ったことを口に出してしまいます。
しかし、後先を考えず発言しているのではありません。
発言すると心の中で決めた上で、どのように伝えようか考えてから発言しています。
そのため、単純に悪口を言うのではなく、うまい言い回しだったり、周りを納得させてしまう発言だったりすることが多いです。
また、相手の考えや説得に対して、頭ごなしに否定するのではなく、しっかりと論理だてた上で反論をしてきます。
特に、相手の話の矛盾点を指摘することが多いので、周囲からは揚げ足を取るのが非常にうまい人であると思われています。
しかし、口が悪い人は、しっかりとした聞く耳を持って相手の話を理解した上で反論してきます。
実際は、短い時間でしっかりとした論点をおさえることのできる頭の回転の速さを持ち合わせているのです。
4.相手を信頼している
口が悪い人は、誰に対しての悪口を言っているわけではありません。
自分より立場が上の人に対してや、自分の尊敬する人に対してはあまり悪口を言いません。
また、知らない人や初対面の人に対してもあまり口が悪い印象を残しません。
自分が信頼している相手や、気持ちを緩めることができる相手に対して口が悪くなることが多いのです。
そのため、本人としては非常にリラックスできていたり、反対に感情を思いっきりぶつけたい時に口が悪くなっています。
しかし、信頼を置かれている相手の立場としては、あまり気持ちの良いものではありません。
そのため、口が悪い人は周囲からの信頼を得ることが難しかったりします。
ここまで、口が悪い人の特徴を4つ紹介してきました。
口が悪い人は、周囲に人からは煙たがられることが多いです。
しかし、単に悪口を言っているだけではなく、相手の話をしっかりと聞いたり、論理立てて話すことが得意という面を持っています。
口の悪さまでマネをするわけにはいきませんが、考え方や話に対しての視点などを見てみると、参考になるかもしれません。