世の中には、難しい仕事上の取引などでも強気で勝負をする男性もいれば、怖いから安全策でいこうと言う慎重派もいるものです。
けれど、慎重派の中には、一見すれば慎重に見えて、実は気弱だと言う人も少なくありません。
そのため、この人は慎重だわと感じて、女性が交際を申し込んだとしても、付き合っていくうちに、あれ、何だか違うようなと感じてしまうこともあります。
例えば、気弱な男性の場合には、以下のような点も観られます。
1.オーダーしたものが違っていたりおつりが少なくても黙っている
気弱な男性の中には、傍からみれば優しそうじゃないかと映る人も少なくありません。
また、穏やかな人にみえることもありますので、素敵だと女性が惹かれてしまうことも多いものです。
しかし、デートなどでレストランに行き、オーダーしていたものが違っていたり、おつりを少なく渡されたりした時などでも、まあいいかでスルーしてしまうため、女性は何だか納得出来ないこともあるかも知れません。
これが一回や二回ならばともかく、行く先々で男性がまあいいかで誤魔化していると、もしかしたらこの人は、優しいのではなくて気弱なだけなのかもと思われてしまうことも多いものです。
2.自分の意見を大声で言えない
また、気弱な男性の場合には、自分が人から嫌われていないだろうかなどと、やたらと人目を気にしたりすることもあります。
そうなると、自分の意見を言いたくても、相手に嫌われるのが怖い、孤独になりたくないと言うことから、嫌々相手に合わせたり、諦めたりすることも少なくないものです。
同性や異性に対しても、極端に嫌われるのを怖がりますので、とにかくいい人でいようとして、逆に気弱に見えてしまうことも多くなります。
3.責任が生じる場面では逃げる
このような気弱な男性の中には、外見は強気に振る舞っていたとしても、実は小心者であり、人の評価を気にしたり、失敗を恐れて、責任のあることはしないと言う人もいるものです。
自分に火の粉が降りかかるのを心配するため、仕事などでも大きな責任を負わされるものは避けたり、失敗しそうなことはやらなかったりと、とにかく逃げの態勢を取ることが多くなります。
このように常に逃げていれば、次第に他の人からも信用されなくなりますし、女性からは、結婚しても頼りなさそうと言う理由から、振られてしまう男性もいます。
4.何でも相手に合わすため一緒にいてもつまらない
それに、気弱な男性の場合には、付き合っている女性に対しても、いつも遠慮をして、相手に合わしている可能性も少なくありません。
デートでも女性の行きたいところに連れていき、女性の食べたいものを優先し、何でも女性に合わすため、一見すれば優しい、いい人だと女性には思われがちですが、実は、このような何でも女性に合わす男性の中には、家では我がまま放題であり、王様になっている場合もあります。
男性の母親も何でも彼の言いなりにこなしており、欲しいものを与えているため、もし、このような実は王様な男性と不運にも結婚してしまった際には、女性は結婚後に苦労することになります。
そのため、男性には優しさも大切ですが、何でも相手の言いなりになるのではなく、上記にも挙げた通りに、自分の意見をきちんと述べて、その上で譲り合うような男性のほうが、実はしっかりとした優しさを持っているかも知れません。
また、気弱そうに見えても、芯がしっかりとしており、何かあっても上手く対処し、きちんと振る舞う男性も世の中には沢山います。
このような本当に気弱な男性と、実は強いけれど、気弱な振りをしている男性がいますので、女性もしっかりと相手を見極めないといけないので、厄介でもありますね。