近年フリーターが増加傾向にあり、特にフリーターの高年齢化が社会問題となっています。
そんなフリーターの末路について説明していきます。
1.一生バイト生活
フリーターの末路として多いのが一生バイト生活の人です。
せっかく大学を出て社員として入社したのにも関わらず3年以内に3割の人が自己都合で退職しているのが現状です。
ですが一度派遣もしくはバイトに転落してしまうとスキルを積むことが出来ないので社員として就職するのは至難の業です。
不景気の場合は新卒でさえ採用されない人が少なくありません。
そんな現状の中フリーターから社員になれる確率は限りなく低いと言えます。
若い内は仕事内容、給料に条件をつけなければアルバイトに就くのは難しくはありません。
時給が低いからと掛け持ちで複数バイトをしている人も多いでしょう。
ですが年と共に体力が落ち、雇ってくれるところは少なくなります。
さらに条件もどんどん悪くなってくるので長時間働いても生活が厳しいなんてことになってしまいます。
2.ニート
フリーターの末路としてニートを挙げることが出来ます。
アルバイトを転々として結局どこも続かずにニートになってしまった人もいるのです。
実は今フリーターもそうですがニートも過去最高と言える人数に達してしまい親が働ける内、年金を貰っている内はまだいいのですが、親が亡くなった後のことが問題となっています。
正確な数字は分かっていませんがニートも100万人時代と言われています。
フリーターならまだしもニートに対してどう対応するかが問われています。
3.結婚出来ない
フリーターの末路として男性の場合は結婚することが出来ないと言えます。
今は社員として働いている人でも婚活をしてなかなか結婚できない時代です。
そんな中でフリーターの収入では女性は結婚しても妊娠、出産することは出来ないので結婚相手として不適切と判断されてしまいます。
まだ女性の場合はフリーターでも若ければ結婚することは可能ですが、30代、もしくは40代の男性でフリーターでは結婚は絶望的と言えるでしょう。
そうでなくとも現代社会は男性は4人に1人が生涯独身といった統計が出ています。
そして生涯独身の男性の多くがフリーターの男性、もしくは低所得の男性と言うことが出来るのです。
4.年金が貰えない
フリーターの末路として将来年金が貰う出来ないと言えます。
勿論個人で国民年金に加入して支払っていれば貰うことは可能ですが、日々の生活でいっぱいいっぱいで国民年金を支払っていない人の方が多いと言えます。
国民年金の場合は毎月15000円支払わなくてはいけませんし、さらには一定期間支払った実績がなくては年金は支給されません。
それにフリーターは日々の生活が大変で貯金も出来ていないので60歳、65歳になっても仕事を辞めることが出来ません。
フリーターの末路は働ける年齢まではギリギリまで働き続けるしかありませんそして働けなくなったら生活保護を受けるしかありませんが、今でも生活保護は受給者が多く破綻しているので将来的に生活保護が機能しているのかといった問題もあります。
フリーターの末路として一度フリーターになったら社員になることは出来ずに一生バイト生活といった人がほとんどです。
バイトではスキルを積むことが出来ないので社員になることは難しいと言えますし、35歳過ぎてフリーターなら社員になることは絶望的です。
またバイトを転々としてニートになる人も少なくありません。
さらに男性の場合はフリーターは結婚は難しいので生涯独身の人が多いと言えます。
他にも国民年金に加入していないと将来年金を貰うことが出来ないので働ける内はギリギリまで働き続けるしかありません。