会社に出勤しているけど、仕事を与えられなかったり、暇を持て余している社員、いわゆる社内ニートが増えています。
今回は、そんな社内ニートの4つの特徴について紹介します。
ここで紹介する特徴に当てはまる人が、あなたの身のまわりにもいるのではないでしょうか。
1.やる気がない
社内ニートのは基本的にやる気がほとんどありません。
仕事に対して意欲的な態度になることはほとんどなく、やりたくない仕事をまかされた時はしばらく放置することもあります。
社内ニートがやる気をなくしてしまう原因はさまざまです。
仕事がつまらない、上司から怒られてしまった、求められるレベルが高すぎて嫌になった、などいろいろあります。
しかし、原因はどうであれ、社内ニートはとにかく仕事をするのが嫌いです。
そのため、仕事の成果や自身の出世、周りからの評価には無関心なことが多く、給料さえもらえればいいと思っています。
結果として、周囲からはやる気のない人間だと思われてしまいます。
2.人付き合いを避ける
社内ニートの特徴の一つとして、人付き合いを避けるというものがあります。
仕事関係の人付き合いは避ける傾向にあり、同僚や上司とコミュニケーションを取ろうとしません。
会議に出席したとしても発言はすくないですし、会社の飲み会には参加することも少ないです。
人から仕事の手伝いを頼まれた場合でも断ることが多く、自分の都合を優先しようとします。
また、社内ニートの人は、上司とコミュニケーションして評価を上げて昇進するということについて、否定的な考えを持っていることも多いです。
そのため、特に業務態度を重視して評価する上司とは相性が悪く、コミュニケーションうまく取れません。
最終的にや簡単な仕事を任されたり、仕事そのものを回してもらえなかったりします。
3.仕事をこなす時間が長い
社内ニートは仕事をこなす時間が長いです。
普通の社員の倍くらいは時間がかかることがあります。
定時時間内で仕事を終わらせることはなく、残業することも多く、家に帰るのが他の社員よりも遅いです。
しかし、仕事内容に苦戦をしているわけではなく、本当は担当の業務と別のことをしていることが原因だったりします。
上司が近くを通ったときなどは、仕事をするフリをしたりもしたり、頻繁に休憩やトイレなどに行ったりします。
最悪の場合、このようなことが積み重なって予定の納期をオーバーすることもあります。
一方で、社内ニートは仕事が苦手というのではなく、自分の興味のある仕事、やりたかった業務については意欲的に取り組む力を持っています。
4.仕事に対し無駄な労力を使わない
社内ニートは、仕事に対してどれだけ手を抜くのかを考えています。
仕事の効率を上げるためやっているのであればまだ良い方ですが、仕事の質に対しても手を抜いたりもします。
ケアレスミスが多く、必要な報告や連絡もギリギリのタイミングでしてくることが多いです。
また、社内ニートは無駄なエネルギーを使いたくありません。
そのため、雑用や雑務がとても好きで、雑用を頼まれた場合は積極的に引き受けようとします。
特に、コピーを取ったり、社内文書の閲覧回覧などは特に好きで、これも時間をかけて作業を行います。
何も考えず、無心で作業をでき、無駄なエネルギーを使うことなく時間を消化できるので、これほど楽な作業はないと考えているためです。
そのため、雑用しかしない社内ニートに対して上司や同僚からの評価は低いことが多く、重要な役割を任されることはほとんどありません。
社内ニートの人は基本的にやる気がありません。
しかし、仕事が全くできないというわけではありません。
本人の興味のあることや、やりたいと思った仕事に対しては前向きに取り組めるケースもあります。
そのため、ある会社では仕事をしない人だが、職場環境が変化したり、転職したりした後は、社内ニートを脱出している可能性もあります。