仕事がそれほど好きではないけれども、やむなく働いているという人は少なくありません。
そして中には仕事が怖いとさえ感じる人もいるものです。
そのような人はどんな特徴を持っているのか、それを知っておくことで自分自身で注意すべきことも分かるようになります。
1.失敗を悔やむ
仕事にはミスはつきものですし、誰でも失敗はするものです。
けれども、その失敗から色んなことを学び、やがてミスも少なくなるというのが社会人として成長するということです。
けれども中には、失敗したことを悔やむばかりで振り返ることをしない人がいます。
何が原因でどうすれば良かったのか、さらに今後はどのようなことに注意すれば良いのかを考えないというわけです。
これでは同じようなミスを繰り返しますし、当然ながら上司にも注意されることになります。
けれども、評価が下がったり怒られるという結果ばかりに目を向けるために、やがて仕事をすることが怖くなってしまいます。
自分自身で何をどうすれば良いのか分からなくなってしまいます。
進むべき道が見えずに暗闇を彷徨うのは、誰でも怖いものです。
そのような心理に陥ってしまうために、仕事を怖いと感じてしまうことになります。
2.コミュニケーションが苦手
人とのコミュニケーションが苦手ということも、仕事が怖いと思う人の特徴です。
議論にでもなれば、自分が避難されていると感じてしまったり、ミスを注意されれば嫌われているのではないかと感じてしまうからです。
けれどもコミュニケーションを円滑に行うことができる人は、人との衝突も感情は持ち込みません。
ましてや仕事となれば感情は抜きにして取り組むのが基本です。
けれどもコミュニケーションが苦手な人は、人と接する際に感情が先に出てしまいます。
この人は苦手だと感じたり、いつも文句ばかり言う人だという印象を持ったりするわけです。
けれども仕事は自分一人でできるものではありません。
必ずと言ってよいほどに他のメンバーと何かしらの接触をしながら進める必要があります。
そのために仕事が怖いと思ってしまうわけです。
3.創意工夫が苦手
仕事は時に思わぬ割り込みが入ることで、計画に狂いが生じることがあります。
けれどもそのような事態にも、臨機応変に対応することで問題なく遂行することができます。
けれども、創意工夫が苦手な人は、そのような対応ができないものです。
想定外の出来事が生じると、どのような対処すれば良いのか分からずに悩んでしまうわけです。
時間だけが進み仕事は進まず、やがて残業が増えたり成果が出ないことで注意を受けるようになります。
そのような状況に立たされることを怖れることで、やがて仕事そのものが怖いと思ってしまうわけです。
4.言い訳をする
何かにつけてつい言い訳をすることも、仕事が怖いと感じる人に見られる特徴です。
と言うのも、そのような人は上司に怒られてばかりいるからです。
本人としては怒られる理由が分からないので、やがて仕事が怖いと思うようになります。
言い訳をする心理としては、ミスをした理由を自分なりに分析して報告しているだけだと思うところにあります。
そこで欠けているのは、その原因はどこから来ることなのか、そしてそれを回避するために何をすべきなのかという意見を持つことです。
上司も同じミスをしないためにどうするのかを聞きたいと思っています。
けれども本人の口からそのような言葉が出ないために、つい怒ってしまうわけです。
素直に失敗を認めて、これからどうすれば良いのかを考えなければ、仕事に対する恐怖は無くなりません。
仕事が怖いと思う人に共通するのは、仕事に感情を持ち込みやすいということと後ろ向きな思考を持っていることです。
状況を変えるために何をすべきかを考えることをしなければ、何をすれば良いのか分からずに仕事が怖いと感じるようになります。