わがまま、マイペースなど、何かとマイナスのイメージをもたれてしまいがちな一人っ子ですが、実際のところどうなのでしょうか?兄弟姉妹を持たず、一人息子or一人娘として大事に育てられた一人っ子は、ほかの人とはちょっと違う特徴があったりしますよね。
この記事では、そんな一人っ子の特徴について5つご紹介します。
1.個性的で芸術的
ほかの兄弟や姉妹と比べられることなく、のびのびとした環境で育てられたせいか、一人っ子の人は個性的で芸術的な一面を持つことが多くなります。
一般的な感覚からしたら少し奇抜と思えるような服装をしたり、自由気ままな発言で周囲を驚かせてしまったり。
初対面の人からはビックリされてしまいますが、一人っ子と聞くとちょっと納得してしまうかもしれませんね。
2.マイペースでのんびり屋
兄弟や姉妹が多い家庭で育った人は、のんびりご飯を食べているとほかの兄弟に取られてしまったり、じっくりお風呂に入っていると親から「早く出なさい」とせかされたりと、何かとあわただしい幼少期を送った人が多く、せっかちな人が多いです。
一方、一人っ子の人はそういった経験がありませんから、大人になってもマイペースでのんびり屋が多いのです。
おおらかな性格は魅力的ですが、悪く言うと協調性がないという一面も。
3.一人の時間は絶対守りたい
兄弟がいる人は、子供のころから兄弟と部屋を共有していて、一人部屋を持つことはあこがれだったという人も少なくないと思いますが、一人っ子の人にとっては、一人部屋なんて当たり前に親から与えられたもので、むしろ兄弟と部屋を共有すると言う事自体が経験のないことです。
もちろん、親と話したりする時間もありますが、部屋に一人になって勉強に集中したり趣味に没頭する時間がないなんて考えられません。
そんな一人っ子さんは、友人や恋人と言えども一人の時間を侵されるのをひどく嫌う傾向があります。
兄弟が多くいた家庭で育った人からしたら「一人の時間が大切」なんて言われると、拒絶されたような気分になってしまいますが、育った環境が大きく影響しています。
4.やたらと優しい
生まれたときから、親の愛情を一身に受けすくすくと育った一人っ子さん。
「世の中の大人はみんないい人でとっても優しい人ばかり」と考えて育ってきた人が多いので、とっても気の優しい大人に育つことが多いのです。
困った人を見ると放っておくことができずに、見知らぬ人でも手助けしてしまうなんてこともあります。
兄弟が多い人、特に妹や弟がいる人からしたら「すぐに手を差し出すことだけが優しさではないのでは…?」なんて言われてしまうこともありますが、それでも優しく助けてしまうのが一人っ子なんですよね。
5.独占欲が強いような弱いような
一人っ子って、兄弟と分け合うことを学べないから独占欲の強い人に育ちそう、なんて思われがちですが、いつもそうとは限りません。
もちろん、自分の気に入ったもの、大切なものを誰かと共有したりすることが苦手な一面もありますが、びっくりするほどあっさりと手放してしまうこともあります。
兄弟がいないと言う事は、だれかと共有する経験をしないというだけでなく、誰かに取られるという経験もほとんどせずに育つと言う事です。
ですから、一人っ子は独占欲が強いと一概には言えないのですね。
少子高齢化と言っても「一人っ子でした」という人は少数派ではないでしょうか?だからこそ、兄弟のいる人とは違った性格や考え方を持ち、ちょっと理解されないこともありますが、よくよく知り合ってみるといい人が多いんです。
あなたの周囲にいる一人っ子さんはどうでしょうか?