合理主義者の特徴5個!感情に左右されない!

最終更新日:2018年2月21日

みなさんは自分自身を合理主義者だと思いますか?それとも感情で行動するタイプだと思いますか?どちらがいいという訳ではありませんが世の中には合理主義者というタイプの人がたくさんいて特徴も共通しています。

合理主義者のよい点から学んだり、接し方を知ることはとても重要です。

ここでは合理主義者の特徴を紹介します。

1.過去を振り返らない

合理主義者の特徴は今起きている問題にどうやって対処して改善するかということが全てなので、過去を振り返らないことです。

「あの時こうしておけばよかった」「今起っている問題の責任は誰にあるのか?」ということに時間を取られるのは決定的な無駄だと考えていて、過去は過去で今は置いておいて、これからどうするのかが大切という建設的な思考ができます。

確かに、問題が起こったときに過去にタイムマシンで戻って修正するのは不可能な以上、これからどうしていくことを考えるしかないのは当たり前のことです。

しかし人間は感情的な生き物なのでそれがなかなかできません。

それでも合理的に行動できるからこそ優秀です。

責任の所在、判断の正否を検証するのは物事が落ち着いてからいつでもできるという考え方は、問題解決において非常に重要で見習うべきところです。

2.感情論を否定する

上記の理由から合理主義者の特徴は感情論を徹底的に否定することです。

「そんなことでは気が済まない」「それでは私の立場が無い」「〇〇さんの顔を立てる」などの感情論を合理主義者は極力排除して考えます。

もちろん、それらの感情が合理的に利用価値があると考えた時は別です。

相手に恩を売って今後の商談を有利に進める、相手の弱い立場に付け込むという戦略はもちろん駆使しますが合理主義者は結果の伴わない感情論に見向きもしません。

3.ドライな人間関係

合理主義者はビジネスシーンや協力して何かを進めるときに合理的思考が頼りになる反面、人間関係も合理的な損得で計算する節があり時としてドライな印象を与えます。

情が移るから、腐れ縁だと思って、付き合いで行動する、といった非合理的で損だと判っていても感情で行動するのを好みません。

小さなところでは翌日を考えて二次会に行かずにサクッと帰ってしまって場が白けてしまうことから始まり、大きなところだと社会的な立場の変化に対応するために昔からの友達と会わなくなってしまうこともあります。

4.理論に説得力がある

合理主義者の特徴は、何事も合理的に頭で考えて行動しているため理論に説得力があることです。

そのため議論になった時に負けることはあまりありません。

「このまま黙っていても状況は悪くなるばかりなので、今のうちに手を打ちましょう」といった当たり前のことでも合理主義者の人が言うと、いろいろな経験やリサーチにもとづいて根拠を用意しているので、感情的な人が「もうやるしかない」とわめくよりもずっと説得力があります。

5.感情的な人は苦手

合理主義者の特徴は、合理主義者同士は利害関係などの計算に基づいて付き合っていて、お互いの行動も予測可能なのでとても馬が合うのですが逆に感情的で非合理的な人を苦手とします。

自分と違ったタイプなので相手の行動が予測できず、合理的な説得も通用しないからです。

合理主義者は、ちょっとした食い違いなら感情的になっている相手でも論理的に説得することが出来ても感情的な人から「屁理屈ばっかり言わないで」「私の気持ちをどうしてくれるの?」と迫られた時には対応方法がありません。

いかがでしたか。

合理主義者の特徴はビジネスシーンなどでは建設的な意見を説得力を持って説く事ができる優秀な人材だということがわかります。

ただ、人間の営みは感情とは切り離せないものでそれだけで必ず上手く行くものではありません。

合理主義者の思考方法を見習いつつ、感情を否定しないバランス感覚を持つことが大切です。

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