不器用な人から見ると器用な人は羨ましい限りですが、器用貧乏な人になると不器用な人の方が良い人生を送れるケースもあります。
器用貧乏な人には共通している特徴があり、その特徴について紹介します。
1.多趣味
器用貧乏な人を見ると、多趣味というケースが多く特徴の一つです。
不器用な人は、色々な趣味にチャレンジしても上手くいかないケースが多く、多趣味になる可能性は極めて低い傾向です。
しかし、器用だと上手くいく趣味が複数あり、気がつくと多趣味になっているケースがあります。
例えば、ロードサイクル自転車が趣味で、自転車のパーツを分解したり新たなパーツを取り付けるなど器用にこなしていると、他の物も分解したくなり新たな趣味に走り出します。
そうなると、趣味はどんどん増えていき結果的に薄い趣味ばかりになりがちです。
器用貧乏な人は、色々と中途半端になる特徴があるので、趣味の面でも中途半端になるという特徴があります。
また、多趣味でも極めてから次の趣味にいく人は器用貧乏にならないので、多趣味の人全員が器用貧乏とは限りません。
2.好奇心が強い
器用でも好奇心が弱いと新たな事にチャレンジしないため、器用貧乏にはならない傾向です。
また、好奇心が強くても不器用だと諦めやすいので、好奇心が強く器用な人ほど器用貧乏になりやすいという特徴があります。
ただ、好奇心の強さは必要なことで、成功するためには大切な部分です。
好奇心が強くても一つに絞り込める人は成功する可能性が高く、色々な部分に手を出すタイプは器用貧乏となり結局何も残らない人になりがちです。
投資の世界に器用貧乏な人が手を出すと、良い時は波に乗りかなり良い状態になりますが、悪い波になるとかなりの損害を受けます。
また、好奇心が強いと新しいことに飛びつきやすいため、失敗するリスクも高くなります。
3.執着心がない
器用貧乏な人は執着心がないという特徴があり、その特徴が器用貧乏を招く理由になっています。
これは必ず成し遂げると考えられる人は、成し遂げるまで他に手を出したり目を向けないため、成功する可能性は高く結果を残せるタイプです。
しかし、器用貧乏な人は成し遂げるという考え方が薄いか全くないため、色々なことが気になってしまい集中力がなくなり、結果的に複数のことに手を出しています。
複数を追いかけると一つも残らないという傾向が世の常でもあるので、複数のことに手を出す器用貧乏な人は何も残らないというケースが多々あります。
4.人生経験が豊富
器用貧乏な人は、色々なことに手を出しているので、様々な分野の知識を薄いなりにも持っていて人生経験が豊富という特徴があります。
薄い知識でも、経験したことのない人からすると、経験豊かな人や知識を持っている人だなと思われるため、器用貧乏な人にはメリットもあります。
また、色々なことに手を出して失敗を繰り返すという行動は、人間自体を強くすることができるので、器用貧乏で失敗を繰り返している人は強い精神力を持っている傾向があります。
ただ、失敗して逃げるタイプだと自分の経験として身に付かないので、器用貧乏な人全てが強い精神力の持ち主とは限りません。
器用貧乏な人には色々なタイプがあり、人生経験を活かして反省する人と反省しないで繰り返す人がいます。
反省する人は、その後成功する可能性もあるので、器用貧乏だなと感じる人は自分を振り返り反省することも必要です。
器用貧乏な人の特徴を見ると悪い点が多いものの、考え方や行動を少し変えるとかなり優れている人になります。
その為、器用貧乏な人と成功する人は紙一重な部分があり、持って生まれた実力を自分がどのように使うかで人生が変わると言えます。