現代はストレス社会です。
仕事のストレスで体調を崩してしまうことも、珍しくなくなってしまいました。
中には、仕事のストレスを極限まで溜め込んでしまい、吐き気までするという人も多いようです。
このような場合はどう対処したら良いのか、具体的な方法を御紹介します。
1.我慢ができない時は、とりあえず医務室で休ませてもらう
仕事中、ストレスが極限にまで達し、我慢ができなくなったら、とにかく急場をしのぐ方法を考えるしかありません。
吐き気がするのに無理して仕事を続けてしまうと、後で大事になってしまいます。
真面目な人ほど、「人に迷惑がかかるから、今は仕事に集中しなければ」と考えてしまいますが、無理をして仕事をして、倒れたりする方がかえって周りに迷惑がかかります。
なので、吐き気がしてきたら、体を休めるということを最優先して考えてください。
1番オススメなのが、会社の医務室に行き、とりあえず1時間くらい休ませてもらうことです。
心と体は繋がっているので、体を休めることによって、仕事に戻れるまでに回復することもあります。
逆に、医務室で休んでも吐き気が収まらなければ、その日は早退しましょう。
2.吐き気が何日も続くようなら、早めに心療内科を受診する
吐き気が1日で収まるようなら問題はありませんが、何日も続く場合は、早い段階で心療内科を受診しましょう。
ストレスは、我々が思っている以上に厄介なものです。
あまりにもひどい場合、素人判断ではどうしようもないこともあるので、早めにプロの指導を受ける必要があるのです。
心療内科が初めてで緊張する、という人もいるかもしれませんが、今はストレス社会ということもあり、多くの人が心療内科を受診しています。
そして、きちんと回復しています。
なので、恥ずかしい・緊張するなどと思わずに受診してみてください。
ストレスが原因の吐き気に悩む人が多いため、今はその症状によく効く良い薬もたくさん開発されています。
医師の指導の元、カウンセリングや服薬治療をすれば、きちんと回復します。
3.思い切って休職してみる
仕事のストレスが原因で吐き気が収まらないようなら、思い切って仕事の環境からしばらく離れてみるのも良いでしょう。
今はどこの企業でも休職制度が充実してるので、その制度を上手に使い、一定期間休職してしまうこともオススメです。
休職期間は、あえて仕事や会社のことは一切何も考えないようにすることがポイントです。
「自分を仕事環境から引き離す」という目的の休職だと思ってください。
そして、今までやりたくてもできなかったことをし、行きたくても行けなかった場所に行ってみて、自分の心を満たすことを最優先してみてください。
仕事のストレスには様々な原因が存在しているものの、それらの原因は皆、「自分が欲していないものが続くことに対する我慢の蓄積」から生まれます。
そのため休職期間はその我慢を解放し、自分に優しい生活をしてみてください。
4.家族や友達に、自分の気持ちを打ち明けてみる
仕事のストレスは、1人で抱え込み続けると、吐き気などの症状に表れれてきます。
そのため、自分の辛さをどこかで発散することが必要です。
家族や友達など、「この人たちならば信頼できる」と思う相手に、思い切って自分の辛い気持ちを打ち明けてみましょう。
アドバイスを求めると、それがプレッシャーになって逆効果なので、「聞いてもらうだけ」が理想です。
話している間、泣いてしまったりしても構わないのです。
大切なのは「自分の辛さをうやむやにしないこと」「自分の辛さをきちんと言葉に置き換えて、自分以外の人に聞いてもらう」ということです。
これによって、「自分は1人ではない」という安心感が生まれ、回復も早くなるでしょう。
5.「まあ、いいや」と考えるようにする
仕事のストレスが原因の吐き気に悩む人は、「きちんと仕事をする」「他人に対していつも気を遣っている」など、真面目な人が少なくありません。
しかし、真面目過ぎる性格をどこかで改善しないと、1度回復しても、また同じことを繰り返します。
このような人達は日頃から、何が起きても「まあ、いいや」と開き直る癖を付けましょう。
「まあ、いいや」と自分に言い聞かせると、不思議と気がラクになります。
又、仕事が原因で吐き気に悩んでいても、「この症状もいつかは治るから、まあ、いいや」と思って、気長に養生することも、早く回復するためのポイントです。
要は「自分を甘やかすことを許す」ということが大切なのです。
ストレスによる吐き気に焦りは禁物
仕事のストレスが原因で起きた吐き気から回復するためには、焦りは絶対に禁物です。
自分の心を締めつけ過ぎないようにしましょう。
そして、この症状は必ず治る、と信じて、安心して養生に努めてください。
吐き気が続いたりするとどうしても焦ってしまいますが、「一時期、心が風邪をひいてしまった」というだけのことです。
現代社旗では、どんな人にも起こり得ることなので、悲観的になり過ぎず、落ち着いてゆっくり治してください。