虚無感に苛まれる原因と解消法

最終更新日:2018年3月7日

何となく聞いたことがある「虚無感」という言葉、みなさんきちんと使えていますか?虚無感とは「物事に価値や意味を見いだせなくなる」ということです。

虚無感に襲われれるという使い方をされることが多いですね。

今回は虚無感について原因と対処法をご紹介します。

1.やりがいを見失ってしまった

やりがいと言っても色々な種類があります。

人に感謝されることや仕事でいい結果を残すこと、夢や希望に向かって努力を惜しまないことです。

そんな自分を動かす原動力が突然なくなってしまったとき、人は虚無感を感じます。

夢を達成するのは良いことですが、小さいころから抱いていた夢が突然消えてしまったとき、次に何を目標にしていいのかわからなくなってしまいます。

新しい目標を見つけても、以前の目標よりもやりがいを感じず、むなしくなってしまいます。

仕事も同じです。

なんのために働いているのか突然価値を見いだせなくなったり、人に感謝される喜びや意味を見失うと、自分は何がやりたいのか、今まで何をしていたんだと猛烈な悲しさや寂しさが襲ってきます。

2.存在価値を感じなくなってしまう

家族のために頑張っているのに感謝されない、仕事で一生懸命働いているつもりなのに、他の社員と同じように軽くあしらわれてしまいます。

自分が評価されていないと感じると自分は何のために存在しているのだろうと考えてしまいます。

友達と仲良くしていても、その友達が新しくできた友達といるほうが生き生きと楽しく会話してたりすると、別に私と一緒にいなくてもいいんだとか、という感情です。

自分が他の人と同じように扱われると、自分の役割や意義を見失ってしまいます。

それが虚無感という感情へとつながって行くのです。

3.生きがいを失ってしまった

生きがいは人それぞれです。

例えば自分の子供の成長に生きがいを感じたり、大好きな人と愛を育むことを生きがいと感じる人もいるでしょう。

自分自身が生きている理由とも言えますね。

その生きがい、例えば大好きな人と失恋してしまったり、子供が死んでしまったり、自分が生きがいとしていたものが突然消えてしまったら、もう何もしても意味がないんだと、今まで過ごした時間は何だったんだと、虚無感が急に襲ってきます。

虚無感に襲われてしまった人の対処法虚無感に襲われる原因は人それぞれですが、主な原因は精神的なストレスや不安が蓄積されてしまう事です。

また、今までの自分を否定することで虚無感を感じる人もいるでしょう。

そういう人オススメなのが変化を求めることです。

例えば旅行に行って新しい自分を探したり、新たな発見をすることが大事です。

今までと同じことをしていると、解決するまでに時間がかかることがあります。

別のものに価値観を見いだせるように新しい行動をしてみましょう。

そして、ストレスを発散するときにオススメなのが音楽鑑賞や映画を見ることです。

趣味に没頭したり大声で泣いたり、運動したりするのも効果的なので、出来るだけ自分に合った気分転換してみましょう。

虚無感の原因がわかるならそれに合った対処をしてみてください。

失恋なら新しい恋愛を探したり、目標を見失ったら、今まで自分がやってこなかったことにどんどん挑戦してみましょう。

虚無感は誰にでも襲ってくる可能性がありますし、いつ襲ってくるかもわかりません。

そんなときはきちんと今の自分の状態は虚無感なんだと理解して原因を突き止めることが大切です。

そうすることで対処法が分かってきます。

人生の意味はあなたが自分であなたに与えるものなので、他人に自分の生きがいを奪われてしまったとしても、自分自身で新たな生きがいを探してみてください。

積極的に外に出て、新しいことに挑戦してみたり、知らない場所の空気や景色を味わってみてください。

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