生きるのが辛い人の心理4個

最終更新日:2018年2月19日

誰だって生きるのは楽しいのが理想的です。

しかしながら、生きるのが辛い人も一定数存在します。

ですから。

そうした人の特徴を学ぶことで、辛さの克服を目指していくことが可能になります。

また、身近な人々の生き辛さ克服にも、参考にすることができます。

1.精神的な問題を抱えている

まず、精神的な問題を抱えていると、人は往々にして行き辛いことが多いです。

むしろ、精神的な問題を抱えていて生きる喜びを感じている人は少ないといえます。

さて、この場合、様々な要因で精神を病んでいるわけですが、治療が必要な場合と、心がけで治る場合があります。

治療が必要な場合は、うつ病や統合失調症などで、希死念慮や他者への凶暴性が強いような状態で、自己流で治そうとしたら、自死の危険があるようなときです。

その場合は、適切な治療を受け、まず激しい希死念慮や怒りに対応しなければ危険です。

しかし、必ずしも病院やカウンセラーが必須というわけではない人々もいます。

こうした場合、病院やカウンセリングを受けにいく労力がかえって疲れてしまう原因になることもあります。

特に精神エネルギー不足の場合、まずは休養と栄養が必要です。

2.仕事が合わないのに無理をしている

精神的におかしくなってしまう原因にとして、仕事が合っていないということも考えられます。

もちろん、様々な要因ですぐに仕事を辞められないということはあります。

しかしながら、あまり1つの仕事場でうまくいかないからといって思い詰めるのは生き辛さの原因になります。

人間関係で徹底的に人を追い詰めてくるタイプの人というのは、たまにいるものです。

そうした人とまともに張り合おうとすると、こちらの精神がおかしくなってしまいます。

ですから、あまりにも理屈が通用しない相手が原因の場合、転職や休職など、自分を守ることも考えて良いでしょう。

自分を守るのは決して弱いことではありません。

3.嫌いな人と無理に仲良くしている

また、仕事場だけでなく、プライベートに問題があることもあります。

特に、本当は嫌いなのに無理に仲良くしようとすると疲れるものです。

近年はフレネミーといった言葉もありますが、人の失敗を喜び、足を引っ張るクセがある人は友人にしないほうがいいです。

そうした人と話をしていると、アリ地獄のように知らず知らずのうちに生き辛くなっていくのです。

人間、仕事場でも嫌な人間と絡むことはあるのですから、せめてプライベートで仲良くするのは、本当にあなたのことを大切にしてくれる人を選びましょう。

SNSの普及も、良い面もありますが、友達を選びにくいという側面があります。

SNSが役に立つことはありますが、変な人との繋がりが苦しいのであれば、使い方も見直した方が良いです。

4.家族が病んでいる

また、家庭環境な問題がある場合もあります。

こうした場合、いかに早く自分の家庭を客観的に見ることができるかどうかということも大切です。

家族の問題というのは、往々にして主観的になり、絶望的な気分になりやすいものです。

近年は守秘義務のしっかりしたカウンセリングサービスも色々あります。

こうした場所で自分の家族のことを話し、認知の歪みを克服してゆくことも生き辛さの克服に役立ちます。

家族をなんとかしようとバタバタあげくよりは、自分の認知をまず修正することで、解決策が見えることもあります。

様々な場合を分けて、生き辛さについて述べてきました。

当てはまることがひとつの場合もあれば、複数当てはまるということもあるでしょう。

いずれにせよ、重要なのは、生き辛さの克服のためには、自分自身を大切にする姿勢が必要だということです。

他人のために生きすぎるのは疲れますから、自分自身も大切にしなければならないのです。

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