自己憐憫に浸る人の心理と克服方法

最終更新日:2018年2月21日

自己憐憫に浸る人は意外と多く、自己憐憫の心理状態は負の連鎖を招くリスクがあります。

その為、なるべく早く克服することが大切で、克服を望む人も多い傾向です。

そこで、自己憐憫に浸る人の心理状態と克服方法を紹介します。

1.マイナス思考

自己憐憫に浸る人の心理状態はマイナス思考で、直ぐに悪い方向を考える習性があり心理状態は悪くなりやすい傾向です。

マイナス思考は、マイナスプラシーボ効果によってマイナスの心理が更に強くなり、自己憐憫に浸る人になってしまいます。

自己憐憫に浸ると中々抜け出せない心理状態になるため、なりやすい人は直ぐになってしまいます。

逆に、自己憐憫にならない人はプラス思考の心理状態が多く、プラス思考がプラスを呼ぶことになりがちです。

その為、マイナス思考で自己憐憫に浸る人は、プラス思考の人を真似ることが克服方法の一つです。

新たな事に取り組む場合は、見本があると取り組みやすく実践しやすいため、真似るという方法はかなり効果的です。

あんな人になりたいなという人を真似て、自己憐憫の心理状態から抜け出す対策がオススメです。

2.自分中心の心理状態

自分中心の心理状態だと、自分だけという目線で世の中を見る傾向があるため、負の出来事があった場合は自分だけなんでと感じがちです。

人間は誰でも悪い事が起きるので、自分だけという考え方は捨てる必要があります。

例えば、他人の家は良く見えますが他人も同じ考えをしているので、お互い様ということになります。

自分中心の心理が強いと自分だけ良くなりたいと思ったり、自分は嫌な思いをしたくないなどを考えるため、周りに対する客観的な考え方が薄くなります。

周りを冷静に見て情報を偏りなく判断することが大切で、偏りを持つ人ほど自己憐憫に浸る人になりやすい傾向です。

自己憐憫に浸る心理に何故なるのだろうと考えている方は、自分中心の心理になっていないか確認することも克服方法の一つになります。

自分中心の心理状態は自分で気づかない傾向があるので、自分で判断できない時は友人や家族に正直な感想を言ってもらうのが良い確認方法です。

また、自分の悪い部分を把握しても改善を考えないタイプがいるので、こういった人は考え方を変える必要もあります。

3.みんな同じ

みんな同じという心理は平等な考え方ができ、自己憐憫に浸らなくする対処方法でもあります。

みんな違うという心理は、良い出来事の場合プラスに考えられますが、マイナスな出来事は強いマイナスとして捉えてしまいます。

打たれ強い人と弱い人がいて、打たれ強い人は自分だけ大変な訳ではなくみんなも頑張っていると考えられます。

そう考えられると大変でも頑張るという心理になり、自己憐憫に浸ることはなくなります。

しかし、打たれ弱い人は自分だけ大変なんだと考えてしまうため、慢性化するとちょっとした出来事でも強い自己憐憫の心理に陥ります。

その為、人間はみんな平等で特定の人だけ良い運命は無いという考え方が、自己憐憫に浸る人の克服方法です。

ただ、世の中には成功して一般的な環境より良い環境の中で生きている人がいます。

こういった人を見ると自分はなんで違うのだろうと考え、自己憐憫に浸る人になる可能性があります。

しかし、上があるから生きがいを感じ目標を持てるため、良い生活をしている人を目指すという心理にすれば自己憐憫に浸らなくなります。

自己憐憫に浸る人の心理状態は、負の要素が強い傾向があります。

ただ、気は持ちようのため考え方一つで克服できる部分です。

克服するという気持ちが強いと難しい事も変えられるので、中々変わらないと悩んでいる場合は、変える努力が足りているか自分を見つめ直すことも必要です。

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