貯金ができる人とできない人がいて、その違いには色々な理由があります。
心理的な部分で見ると、貯金ができる人は貯金が楽しいという心理があり結果として貯金ができます。
そこで、貯金が楽しい人の心理について紹介します。
1.現実より先を考える心理
現実を重視する心理状態だと、貯金より今使う方を優先するため貯金が楽しいとは思わないタイプです。
現実より先を考える心理は、今は貯める時という考えが強いので貯金が楽しいと感じやすく、貯める習慣がつくと更に楽しさが強くなり貯金額も増えていきます。
貯金が楽しい心理状態の人は、通帳を見る度に嬉しい気持ちになりがちですが、嬉しい気持ちになれる理由は幾つかあります。
一つは自分のとった行動が成功しているという満足感の心理で、次に貯金があるから安心という心理です。
貯金をするより今使う方が楽しいはずですが、それでも貯金が楽しいと思えるのは先を考える心理が強いからです。
先を考える心理が将来の安定性を決めるため、先を考えない人は無計画な生き方になりがちです。
個人差があるので全てとは言えませんが、貯金が楽しいという心理の強い人ほど先を考えられる人で、貯金のためなら毎日節約することを惜しまない傾向があります。
2.夢を叶えたい心理
貯金をすることは何か目的があり、目的があるからこそ楽しいと思えます。
目的は人それぞれで、開業したいからやマイホームを持ちたい、マイカーを購入したいなど色々な夢を叶えたいという心理が貯金をするという行動を選びます。
また、将来安定したいという理由も一つの夢を叶える心理のため、貯金が楽しい心理になります。
貯金が楽しい心理の人は、貯金そのものが楽しい訳ではなく貯金をすることのメリットが楽しいと感じるポイントです。
ただ、独身と既婚者や若年層と中年層以上の人では、貯金が楽しい心理に若干の違いがあり、その違いは目的という部分です。
中年層以上になると、何かの夢を叶えるというよりは老後の安定と安心を目的に貯金をして、貯金が増えることで楽しい心理になります。
既婚者の場合は、自分達のためというより子供の将来のために貯金をするので、貯金が楽しい心理にも違いが出てきます。
既婚者が貯金をして楽しいと思える部分は、子供の夢を応援できるという心理から貯金が楽しいと感じます。
3.楽しみ方が苦手
貯金が楽しい心理の人は、楽しみ方が苦手なため貯金に走る傾向があります。
今をエンジョイしている人の貯金より、楽しまないでいる人の方が比較的貯金が多く、楽しみ方が苦手だからお金を使う機会が無いとも言えます。
ただ、収入によって個人差があるので、今をエンジョイしていても貯金もできている人はいます。
同じくらいの収入という条件で比較すると、楽しみ方が苦手な人の方が貯金が楽しい心理になりやすい傾向です。
お金の使い道が分からないという人もいて、こういったタイプは貯金を楽しみにする傾向があり、日頃着ている洋服がぼろぼろでも貯金は億単位であるというケースもあります。
こういったタイプは、楽しみ方が苦手だからこそできる貯金で、楽しみ方が得意だと出費が増えて貯金を楽しむことができません。
楽しみ方が苦手というのは、無欲や欲が少ないなどの心理も関係しているので、無欲な人ほど貯金が楽しい心理になる、という特徴があります。
貯金が楽しい心理になれると、お金が貯まり将来的に安定した生活が送れます。
しかし、中々貯金が楽しい心理にはなれないため、出費の方が優先してしまい貯金も貯まらないという人が主流です。
貯金が楽しい心理は、性格的な要因が強く途中から突然なるというより、昔からその傾向があったという人がほとんどです。