人間不信な人の心理的特徴4個

最終更新日:2018年3月7日

人間不信な人は、普通の人が違和感なくスルーする内容でも気になることがあり、全体的に深く考えてしまう傾向です。

そこで、人間不信な人の心理的特徴にはどんな点があるのか、共通している部分を紹介します。

1.信じやすい心理状態

信じやすい心理状態だと人の善悪を判断できないことが多く、騙されたり裏切られるなど辛い体験をするリスクが高くなります。

その体験が頭に残るため、人を信じられなくなり人間不信な心理状態になります。

元々疑う心理が強い人は、善悪の判断をする際に悪から考える傾向のため、騙されるケースは少なく人を信じられないという心理状態にはなりません。

ただ、疑う心理が強い人と友達になるより信じやすい心理状態の人と友達になった方が、付き合いやすいという特徴があります。

人間不信になる場合はそうなった原因があり、原因になる出来事を受けやすい人ほど人間不信になる可能性は高くなります。

2.頼る心理

人に頼るタイプの人は、自分より人に任せた方が良い結果を出せるという心理が強く人頼りになります。

人頼りな生き方を続けていくと人を信頼しやすくなるので、相手が悪いと信頼を裏切られる形になります。

信頼する心理が強いと色々な部分で信用をするため、信頼を裏切られた時は大きな損害を受けます。

例えば、信頼して資金を渡しある事業を任せた場合に、任せた相手から裏切られると資金の損害を受けますが、心理的にも大きな損害を受けます。

心の傷は深く長く残るため、人に頼ったことで人間不信になってしまいます。

人に任せないで自分で行動をする人は、裏切られるケースが少ないので、人間不信になり難いという傾向です。

人に任せないタイプの人が失敗をした場合は、人間不信ではなく自分の自信を失うことがあります。

人に頼ると期待と違う結果になった時に辛い思いをするので、人頼りな心理状態は極力改善して人に左右されるリスクを軽減することが大切です。

3.感情が強い心理

感情が強い心理の人は感情で物事を判断するため、冷静で客観的な判断を出来ない傾向があります。

その為、悪い出来事があると心理的なダメージが強くなり、間違った判断で人を信じなくなる可能性があります。

感情に左右されない心理の人は冷静な判断ができるため、出来事を客観的に捉え何が原因か把握した上で行動をとります。

この行動は、人に対してではなく出来事に対しての行動になるので、人を信頼できないという考えは生まれ難い傾向です。

冷静な人で人間不信な人が少ないというのは感情が強くないからと言え、感情が強い人ほど人間不信になる可能性は高くなります。

4.自己中心的な心理

自己中心的な心理が強いと、ちょっとした事にも違和感を感じる傾向です。

被害妄想が強いという言い方もありますが、みんなが何も感じない場合でも自己中心的な心理が強いと感じてしまうため、人と違う印象を持ちがちです。

人と違う印象を持つのは、自分を中心に物事を考えているからで、思い通りにならないという心理の現れでもあります。

例えば、自分はこれだけ頑張っているのに認めてくれないという考えは、自己中心的な考え方の特徴で、認めてくれない相手を不信に思い始めます。

自分が頑張っていてもみんなも頑張っているという考え方ができると、人を憎むことは少なくなるので人間不信にはならない傾向です。

人間不信な人の心理的特徴は、人間不信になった原因によって違いはありますが、原因を作りやすい人という点は共通しています。

また、心理的に弱いと人間不信になりやすいという特徴もあるので、心理的な弱さが人間不信になる要因を生み出していると言えます。

人間は最初から人間不信になるというケースは少ないので、生きていく過程で経験した出来事が心理に影響を与えています。

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