日本では成人し社会人になっているにもかかわらず、依然として親と同居している男性が多いですね。
今日はそんな男性たちから伺える特徴について見てみましょう。
1.無意識のマザコンがある
実家で親と一緒に暮らしている成人男性は、本人は否定するでしょうが第三者から見るとマザコンタイプの男性であるのは明らかでしょう。
とにかく養育されてきた過程で親が息子をマザコンタイプに仕上げたというのが原因です。
数年にも渡って親が築き上げてきたものですから、その息子がそう簡単に母親の元から去って自立するだなんて、到底考えられないことなんですよね。
じつは親も表面上は「早く家から出て自立してほしい」とは言ってはいるものの、内心ではかなり実家住まいの息子に依存していることにさえ気付いていないというのが一般的なパターンです。
つまり、息子と母親との依存関係が実家暮らしを続けさせている大きな要因となっていると言えます。
2.自分に自信がなく勇気が不足している
長年住み慣れた家庭から一歩踏み出すためには、それなりの勇気と覚悟が必要です。
しかし、実家暮らしの男性にはそもそもそんなエネルギーを要するような行動をとるだけの自信も勇気もありません。
「自分一人になって本当に大丈夫なのだろうか」とか「家事も十分できないし」とか、とにかく色々な言い訳を自分の頭の中で考え、外に出るという危険を最大限抑えるようにします。
このように、日頃から自分の自信と勇気が欠如しているため、自分を防御するための言い訳をすることに関してはかなり上手なタイプなのがこの種の男性の特徴です。
ですから、実家を出るという素振りだけは見せることはありますが、本心では恐怖心で押しつぶされそうな傾向があるため、決して実家から出ることはありません。
3.自分の利益を何よりも優先する傾向がある
人は誰しも自分が大切なのは隠しようのない事実でしょう。
しかし、実家暮らしの男性の場合、この自分愛というものが実家を出て暮らしている男性以上に強い傾向があります。
例えば親がいくら家を出て自立をしてほしいと持ち掛けたところで、最終的にはこのタイプの男性は自分の経済的利益を優先させたり、家事などの手間暇にかける時間を惜しみ、それらをできるだけしなくても快適に過ごせる生活スタイルを優先させようとしたりします。
一言で言えば、かなり利己的なタイプと言えます。
周囲に迷惑が少しでもかかっていることや、周囲の人間の気持ちなどを汲めるだけの利他的な面をもち合わせた男性であれば、自分以上に同居している家族の気持ちを優先させ行動を起こすからです。
4.かなりの寂しがり屋
経済的に自立できるだけの社会人であるにもかかわらず、実家暮らしを続けている男性は人一倍寂しがり屋の傾向があります。
そもそも、一人暮らしができる男性であれば寂しさ以上に自分が楽しめる何かをもっているので、家を出ることはできます。
しかし、親や兄弟姉妹と同居している男性は、帰宅後に誰もいないという状況に耐えられないほど寂しさを感じやすい人でしょう。
家に帰れば、文句や愚痴を聞いてくれる親族がいるというだけでその人は寂しさから無意識に解放されているのです。
究極の寂しがり屋さんと言えます。
いかがでしたか。
実家暮らしから抜けられない男性の特徴を列挙しましたが、人にはそれぞれ超えられない心の壁であったり、環境というものがあるのも事実です。
しかし、親はいつまでも生きているわけではありません。
ですから、私たちは日々精神的にも経済的にも自立できるようにすることが何よりも大切ですね。
実家暮らしの男性も、嫌でもいつかきっとその日はやってくることでしょう。