職場での人付き合い程大変なものはありません。
それに、職場のおばさん等は特に嫌われたら面倒な事になるので、一番気を使わなければならない存在とも言えます。
しかし、気を使うからといって馴れ馴れしく話しかけても、鬱陶しがられてしまいますし良い距離感で接するのが一番のコツです。
良い距離感でおばさんに好かれるのにはどのような対応をすれば良いのかをいくつかご紹介します。
1.何も知らないふりをする
おばさんの会話でよく耳にするのが誰かの噂話や文句などです。
人の話をよくするおばさんですからそういった内容の事をベラベラと話してくることも多いでしょう。
そんなときに、気に入られようと話を合わせてしまったり、一緒になって文句を言うことは絶対にしてはいけません。
何故ならば直ぐに、○○さんが言っていたわよ、と名前を使われて噂を流されてしまうからです。
そうすると職場中に話がまわってしまって評判が悪くなってしまいます。
そうならないためには、おばさんに何を言われても、「そうなんですか」、「知らなかったです」、「気付きませんでした」等と何も知らない設定で話すのが一番良いでしょう。
それに、おばさんからしてみても何も知らない人と認識しているため、安心感を持ち、何でも教えてあげるわよという気持ちを持ってくれるため、噂話に限らず仕事面で何かお願いするときも、仕方ないわねといって可愛がってくれるでしょう。
2.挨拶はハキハキと、会釈と笑顔を忘れずに
挨拶は基本中の基本です。
どんなに付き合いにくい職場のおばさんでも無視することは関係が悪化することに繋がるため絶対にしてはいけません。
恐いから、めんどくさいからといって目を合わせなかったり無表情で挨拶することも、感情がこもっていないように思われ機械的な動作に見られがちになってしまうので、ハキハキとした声でキチンと顔を見ながらおはようございますと言うと良いでしょう。
それに加えて会釈と笑顔を忘れてはいけません。
少し笑顔になって挨拶をすることで印象もぐんと上がり、おばさんからも気に入られるでしょう。
3.お土産を必ず渡す
休み中に、旅行などで遠出をしたらお土産を渡すと良いでしょう。
職場で面倒なおばさんが居たら、関わらないように避けたり、無視したり慕わないような態度を取る人も出てくるハズです。
そこであえて、おばさんに対して日頃から感謝している、慕っているという気持ちを込めてお土産を渡すことが大切なのです。
すると、おばさんからしてみればこんな自分にお土産をくれるなんてという気持ちが芽生えて、口うるさいおばさんでも少しずつ優しくなる事も有ります。
それに、誰にでも均等に優しく気を配るという態度や行動を周りの職場の人に見せつけることで、職場の雰囲気も変わり人それぞれだから上手く付き合わなければといったような空気が生まれてそれぞれを尊重し合えるような職場になっていくきっかけにもなります。
4.プライベートを相談をしてみる
職場のおばさんといっても、先入観や人の話だけで付き合いたくないといった気持ちが生まれてしまうということが有ります。
実際に、深く付き合ってみればとても優しくてお母さんみたいだったり、とても面倒見が良くて色々な事に気が利く人だったと気がつく事も有ります。
それにおばさん側の立場でも、恐いとか面倒など思われていることは多少なりとも自覚しているハズですし、そんななか職場の人にプライベートな事を相談されると、助けてあげよう良くしてあげようといった正義感が出てとてもよく気にかけてくれるようになります。
注意点としては、万が一職場で言いふらされても良いような事を相談してください。
プライベートな事ならば何でも良いのです。
例えば、祖母の誕生日に何が喜ぶのかなど簡単な事でも、おばさんにとっては相談をされ、頼られるというだけでもとても嬉しいことですので、暗い相談事や深刻な相談事に限らずちょっとした相談をして頼ってみてください。
そして、無事に相談事が解決されたら直ぐにおばさんのところへ行っておかげさまでうまくいきました。
○○さんのお陰ですと感謝の気持ちを伝えましょう。
悪口を言わないことがおばさんと無難に付き合うコツ
最後に、職場には様々な人間関係が有って巻き込まれてしまう事も有りますし、周りの空気にあわせなければならず自分の気持ちとは逆の対応をしなければならないことも多いです。
しかし、一つ言えることは皆の前で誰かの悪口を言ったり人を陥れる事をすると、自分も同じような事をされるのです。
誰にでも、同じような態度を心がける事で誰にでも安心され好かれる人間になっていきます。
おばさんと無難に付き合いたいのであれば、誰とでも分け隔てなく付き合うのが一番のポイントとも言えるでしょう。
分け隔てなく付き合っている姿を見て、おばさんはあの人は裏表無くて良い子なのではないかという印象を持ってくれ、良好に付き合っていく事が出来るからです。