実行力がある人は、全てが良い結果にならなかったとしても、行動を起こしたことで経験になります。
どんな人が実行力がある人なのか共通点を踏まえて、特徴について紹介します。
1.有言実行
有言実行の人は、実行力がある人の典型的な特徴です。
口だけで言うことは容易いですが、行動を伴わすことになると大変なことです。
有言実行の人は、言ったことを行動に移すため実行力がある人しか難しいとも言えます。
実行力がある人は、無計画に実行するよりも考えがあって行動する傾向のため、すぐ行動を起こすからといっても行き当たりばったり的なタイプとは違います。
また、行動に移す機会が多い分失敗するリスクも高くなりますが、成功する確率も高くなるという点も実行力がある人の特徴です。
有言実行のタイプは、言ったことをしっかり行動で表わすため、周りからの信頼があり頼られるケースが多く、口だけで夢を語る人は人間的な魅力を感じられないタイプです。
2.チャレンジ精神が豊富
実行力がある人は、実行したくなる要素があるから一般的な人より行動に移すことが多くなります。
実行したくなる要素とはチャレンジ精神が豊富という点で、実行力がある人を見ると大抵の場合チャレンジ精神も豊富な人です。
例えば、家庭を持ってから何かの資格を取ったり、趣味を持つなど、やりたいけど面倒といった内容を実践します。
誰にでもチャレンジしたいという気持ちはありますが、大抵の人は気持ちだけで留まり実行には至らない傾向です。
しかし、実行力がある人はチャレンジ精神が豊富なため、行動したい衝動が抑制を上回りやすく行動に移します。
実行力がある人は失敗するケースも多く、周りからだからやらなければ良かったのにと言われる時もあります。
ただ、失敗は成功の元となるため自分の経験値として蓄積され、やらなければ良かったのにという側の人より、成功する可能性が高いという特徴があります。
3.小さな事でも直ぐ動く
トイレ掃除をやろうと考えた場合、実行力がない人は後回しにするケースが多く、掃除をやろうと考えた日から1ヶ月後にやっと掃除をするという人がいます。
後回しにする人は、簡単なことでも後回しにするケースが多いので、後々大変になるタイプです。
実行力がある人は、小さな事でも直ぐに行動するため、後々やる事が溜まって大変という事態にならないタイプです。
子供の頃の場合は、宿題を後回しにする子と率先して先にやる子がいて、子供の頃から実行力には差が生まれます。
ただ、歳を重ねる度に実行力がついていくので、子供の頃に実行力がなくても成長後実行力がある人になる可能性は十分あります。
4.繊細なタイプ
実行力がある人を見ると、繊細なタイプが意外に多く特徴の一つです。
繊細さと実行力は一見無関係に見えますが、実は関係性があり繊細ゆえに実行するケースもあります。
例えば、将来が不安だから貯金をしたいという時、繊細さがない人は近いうちにと考えますが、繊細なタイプは不安な気持ちが強くなるので直ぐに貯金をスタートします。
繊細なタイプほど心配性な人が多く、心配を解決するために率先して行動をとりがちです。
仕事の部分でも、将来のために資格を取ろうと考えて実行する人は心配が強いからで、心配をあまりしないタイプは現状に満足して行動には移りません。
実行力がある人の特徴は、人として目指したい部分が多くお手本的な点がほとんどです。
また、実行力があるかないかは性格や考え方が大きな影響を与えるため、直ぐに変われるものではないという特徴もあります。
実行力がある人を目指す場合は、簡単な事から直ぐにこなす意識付けが大切で、それだけでもかなり変わっていきます。