科学技術の発達で、現代の生活は便利で快適に暮らせるようになった反面、ストレスを抱えて社会で生きる人が科学の発達に伴い増加しているそうです。
気分の落ち込みが進むと、体にも異変が表れます。
心が病んでいる人の特徴をご紹介します。
1.表情に覇気がない
病んでいる時は、前なら嬉しかった事にも喜ぶ事が出来ず、笑顔が少なくなります。
食事をしても、美味しいと感じない、趣味もやる気が起きないので、いつも覇気がなく、暗い表情になってしまいます。
人は特にポジティブな表情に乏しくなってしまいます。
何もしていないのに、周りから「どうしたの?」と心配されたり、自分でも「最近笑ってないな」と感じたら、心が疲れているのかも知れません。
心の調子が悪い時は、喜怒哀楽、全ての感情が鈍くなります。
2.清潔感がない
心が病んでしまうと、日常生活ですら面倒に感じてしまい、生活リズムが大きく乱れてしまいます。
満足に眠る事が出来ず、寝坊して髪は寝癖がついたまま出勤したり、歯磨きやお風呂に入る事も億劫になるので、見た目に清潔感がなくなります。
人の目を気にしなくなるので、オシャレにも無頓着になり、汚れた服を着る事にも抵抗がなくなってしまいます。
前は、素敵な見た目だったのに、一気に不衛生で老けた印象になったとしたら、心を病んでいる可能性が高いでしょう。
3.人づき合いが面倒になる
自分の事でさえ面倒になってしまうので、人と会って気を遣う場面には、極力参加したくないと思うようになります。
友達と集まっておしゃべりをする事は、普段なら楽しくて、ストレス解消にもなりますが、心の元気がない時は、そういう華やかな場所に出かけるだけでも、心の疲れをさせてストレスを感じてしまいます。
自分でも、ストレスを最小限にしようと防御反応が働いて、付き合いを断る事が続くようになります。
4.急に痩せるor太る
食事は心の状態がよく表れます。
一時的でも、心にショックを受けた時、ご飯が喉を通らなくなったり、寂しさを埋めるために過食をしてしまった経験がある人も多いでしょう。
心を病的に病んでしまうと、正常な食事が取れない期間が長くなるので、心が健康だった時に比べて体型に変化が見られます。
人によってご飯が食べられなくなり、激痩せしてしまう人、過食が取らず、何十キロも体重が増加してしまう人、体型の変化は様々です。
5.ネガティブな発言が増える
病んでいる時は、ネガティブな感情に心が支配されています。
発する言葉の端々に、どんよりとした暗さが含まれていて、アンパッピーである事が隠しきれません。
始める前から「どうせダメだ」と決めつけてしまったり、うまくいかない時は「だって…」と後ろ向きな発言が増えていきます。
周囲の幸せも素直に祝福することができなくなり、心が荒んでいくのです。
6.自分の殻に閉じこもる
心の闇が広がると、自分から周囲との間に壁を作り、自分の殻に閉じこもります。
学校や会社に行かなくなり、ずっと部屋に閉じこもったり、自分の苦手な事からは逃げるように手を付けなくなってしまいます。
周囲に助けを求める事が出来れば、少しは心が軽くなるのですが、自分の殻に閉じこもってしまうと、心の闇は長引いてしまいます。
社会から孤立してしまうと、心の状態はさらに悪化してしまうので、外の誰かとの繋がりを切らしてはいけません。
誰しも悩みやストレスは大なり小なり抱えているものです。
真面目な性格の人は、悩みを1人で抱えてしまう傾向があるので、自分でも気が付かないうちに心が蝕まれて行くのです。
ストレス社会と言われる現代、普段から自分の心の声に耳を傾けて、体だけではなく、心も労わることが大切です。