お酒を飲むと赤くなる人は体質的な部分が原因のため、肝臓の機能面に特徴があります。
見た目で分かる特徴もあり、お酒を飲む前から赤くなるだろうなと検討がつく人もいます。
そこで、お酒を飲むと赤くなる人の特徴を紹介します。
1.肌の色が白い
お酒を飲むと赤くなる人の典型的な特徴に、肌の色が白いという点があります。
肌の色が白い人は、お酒に強い場合でも赤くなるケースがあり、肌が白いため顔色の変化が目立ちやすいと言えます。
お酒の強さはアルコールを解毒する作用の差と言われていて、生まれつきの体質や肝機能の状態などによって個人差があります。
ただ、肌の色が白いとお酒を飲んで赤くなりやすいため、お酒の弱い人に見られやすいという特徴があります。
お酒が弱く赤くなる人は、目の周辺から赤くなり目がうつろになるタイプが多く、お酒は強いけど赤くなる人は頬辺りが赤くなるという傾向です。
個人差があるので、赤くなる部分に違いがあるものの、お酒に強い人は少量の飲酒だと目つきに変化はありません。
また、肌の色が白い人でお酒を飲み過ぎると、赤さから青白さに変わるという特徴があり、肌色の変化が分かりやすいタイプです。
2.体質が合わない
お酒はそこそこ飲めるけど赤くなるというタイプの人もいて、こういった人は体質的にアルコールが合わない可能性があり特徴の一つです。
完全にアルコールが合わない人は、一口飲んだだけでも心臓の鼓動が激しくなり、めまいを起こす人もいます。
その為、赤くなる前に飲酒を止めるケースが多く、赤くなる人は飲めるけど体質が合わないというタイプです。
極端にアルコールが合わない人は、一口でも赤くなる人がいるので個人差があるものの、街中で赤い顔をしている人は、体質が合わないけど飲める人か大量に飲んでいる人というケースがほとんどです。
アルコールが体質に合わない人で飲酒をした場合、赤くなるだけではなくアルコールが抜けにくいという特徴があるため、翌日二日酔いになりやすいという点があります。
3.飲み過ぎる
アルコールを摂取して赤くなるという反応は、原因物質が毛細血管に影響を与えて起こりますが、原因物質の分解能力は人によって違い、分解能力に優れているから赤くならないとは限りません。
その為、お酒に強い人でも赤くなる人は多く、そういった場合には飲み過ぎているケースがほとんどです。
適量を飲む分には赤くならない人でも、飲み過ぎると赤くなったり目がトロンとするなどの状態になります。
自宅で飲酒する時と違い、飲み会で飲酒する時はいつもよりピッチが早く量も多い傾向のため、気がつくと飲み過ぎていたというケースが多いでしょう。
飲み過ぎると体内に原因物質が充満して、毛細血管に影響を与えるため赤くなり、その先になると真っ青な色になります。
飲酒による反応は個人差があり、真っ青な色でも平然と飲める人や真っ赤な色でもそれほど酔っていない人など様々です。
しかし、お酒を飲んで赤くなる人ほど陽気になり、テンションが高くなるという特徴があるので、居酒屋で騒いでいる人を見ると大抵赤い顔をした人です。
赤い顔だからテンションが上がるという点は、医学的な根拠がないものの、顔色が変わらない人より多い傾向のため特徴と言えます。
また、飲み過ぎると赤くなる人は多いので、街中で赤い人を見たら飲み過ぎている人の可能性が高いです。
お酒を飲んで赤くなる人は体質が原因という特徴が大きく、中でも解毒する機能の差が影響を与えています。
お酒を飲んで赤くなると酔っ払っているように見えるため、赤くなる人はお酒に弱く見られるという特徴や、弱そうだから無理して飲まされないという特徴もあります。
若い時は限度を越して飲む時があるので、赤くても飲まされるケースがあり弱くて赤い場合だと危険です。
その為、お酒を飲んで赤くなる人で自分の限度を把握していない場合は、無理をしない飲酒の仕方が大切です。