何故こんなにも仕事が出来ないのだろう、と他人に対して愚痴が出てしまうことは社会人ならば一度くらいは経験があるはずです。
人間には得手不得手がありますが、そのレベルを超えて全く仕事が出来ない人が存在します。
不思議なことにそういう人にはいくつかの共通点があるのです。
1.自分が出来ないことを自覚できない
物事に対して出来ないと自覚している人と自覚していない人ではその後の伸び率が変わってきます。
出来ないと思っている場合は人の意見を聞き入れてどうやったら出来るようになるのか考えるはずです。
もし仮に自分自身だったらどうでしょう。
仕事が出来ないことや苦手なことがあったならば出来る人の行動ややり方を真似してなんとか克服しようとしますが、自分が出来ないと自覚していない場合は出来ていると思っているからこそ変えようともしないのです。
そういう人は人から注意されたとしても聞く耳を持ちませんから、仕事が出来るようにもならないのです。
きっと注意されたとしても、自分が悪いとか間違っているという思考回路が頭にないので、相手の言うことが理解できないのです。
この人なにを言っているんだ、と逆に注意してくれた人に対して仕事が出来ないと思ってしまうかもしれません。
ですのでまずは仕事が出来ない人に仕事が出来ないという事実を自覚させることが大切になります。
2.学習能力がない
仕事が出来ない人は何度同じことを注意しても繰り返します。
つまり学習能力がないのです。
仕事が出来る人は注意されたことは肝に銘じて同じ間違いを繰り返さないように気を付けます。
しかしできない人は失敗をしたとしてもそこまで悪いと思っていなかったり直そうという意志が弱いですからまた同じことを繰り返してしまうのです。
何度も何度も同じミスを繰り返されるとみている方もあきれてしまいますよね。
3.欠勤や遅刻が多い
そもそも仕事に責任感がない人は仕事が出来ないという傾向が強いです。
理由が合って仕方ない欠勤や遅刻ならまだ良いのですが、これが頻繁に合ったり無断欠勤が増えたりする人は仕事が出来ない人といっても過言ではありません。
仕事が出来る人間は時間を上手に使うのも得意というパターンと逆に仕事が出来ない人によく見られるのが時間の使い方が下手だったりとか時間にルーズなのです。
欠勤や遅刻は社会人ではNGとされていることですから、プライベートな事情で仕事に穴を開ける人は責任感がない上に仕事も出来ない傾向が強くなります。
4.言い訳が多い
申し訳ございませんで済むことなのに、いちいち『でも』や『だって』など言い訳をしてくる人は仕事が出来ないことが多いようです。
自分の失態を受け入れられなかったり、プライドが高くてすんなり謝ることが出来ないパターンがあります。
どうにか自分の責任を逃れる為に人のせいにするという最悪な行動に出る人もいます。
そういう人は仕事が出来ないプラス人から信用されないことも多いですから、あまり接したくないと思われてしまいがちです。
特に上司から注意されたとき、言い訳ばかりしていると評価もさがりますから言い訳をする暇があるなら結果を出すことも大切になるでしょう。
仕事が出来ないということは安心して仕事を任せることも出来ませんから、信頼度も下げることになります。
5.仕事中私語が多い
会社にもよるかもしれませんが、仕事中と言えどもたまには私語をすることもあるでしょう。
休憩中などは問題ないのですが、仕事中なのにもかかわらず隣のデスクの相手にひっきりなしに話しかけたり無駄話をしたりする人は仕事が出来ない傾向があります。
手を動かさずに口を動かしている人です。
すべて自分の仕事を終わらせているのならば百歩譲って目を瞑ることは出来るのですが、それ以前に人の仕事の邪魔をしているということになりますから自分の仕事の能力がないという形の仕事の出来なさではなく、会社として損害になるほどの人材の可能性がありますから、周りが話しかけられても注意したり徹底する必要が生じてくるかもしれません。
私語をするということは自分だけではなく周りを巻き込むことにもなりますから、被害が拡大してしまいます。
仕事が出来ないうえに人に話しかけてほかの人まで仕事が出来なくなってしまうという最悪なパターンも招きかねません。
指導次第では仕事ができるようになるかも
仕事が出来ない人が人りでもいるとやる気を失ってしまいがちですが、反面教師としてそうならないように気を付けることも自分の成長に繋がるかもしれません。
仕事が出来ない人が身近にいるときはもしかしたら自分が成長出来るチャンスなのかもしれません。
仕事が出来ない人は面白いことにたくさん共通点があります。
今は仕事が出来ない人というカテゴリーに入っていても指導次第で返信する可能性もありますから、邪険にしないでさりげなく力になってあげましょう。