職場で必要とされるのは何も仕事ができる人ばかりではありません。
仕事が効率良く回るには人間関係が良好であり仕事がしやすい環境が保たれている必要もあります。
もし仕事ができるとは言えないようであれば、他にどんなことができそうか考えてみましょう。
1.手先が器用で頭の回転が早く仕事をどんどんこなせる人
職場で必要とされる人として最も当てはまる人はやっぱり仕事ができる人です。
手先が器用な人、頭の回転が早い人、人とは違う特殊な能力を持っている人などが当てはまります。
これらの人達は仕事の効率がいいのが特徴です。
なぜならいちいち人に聞いたり調べたりしなくてもある程度最初から仕事ができてしまいますし、自分にも自信を持っているのでためらうこともありません。
2.職場内が明るくなるようなムードメーカー
職場内が明るくなるようなムードメーカーがいなければ暗い職場となりモチベーションも上がらなくなってしまいます。
仕事に飽きてしまう人も出てきてしまいますし、コミュニケーションが円滑に進まず仕事のやりとりにも遠慮や誤解が生じてしまいます。
ただ、ムードメーカーになるような人がいすぎるのも仕事がだれてしまったり馴れ合いが生まれてしまいます。
理想的なのは確実に存在してはいてもいすぎない程度というくらいです。
3.仕事を選り好みせず引き受けてくれる人
仕事を選り好みせず引き受けてくれる優しい人や謙虚な人がいてくれるおかげで仕事が無事に終えられるということもあります。
楽したい人ばかりで厄介ごとから逃げられるとキツい仕事や難しい仕事が後回しになり、「あなたのせいだ」と罵り合ったり押し付けあうことにもなります。
ですから、そうなる前に「私がやろうか?」と言ってくれる人がいると救われます。
4.休みの融通が利く人や勤務条件に文句を言わない人
休みの融通が利く人がいれば急な用事の際もお願いできて職場は回ります。
時間や曜日によって融通の利く人が複数いるのが理想的かもしれません。
また、勤務条件に文句を言わない人もいてくれると残業や休日出勤をお願いできることがあります。
あくまでも雇い主側の都合のように聞こえますが、結婚している人や仕事をかけ持ちしている人にとってもいてほしい同僚ではないでしょうか。
5.力持ちや背の高い人
力持ちの人がいてくれればデスクの配置換えや荷物を運ぶのにも任せることができますし、背の高い人がいなければ照明を取り替えたり除雪なども苦労するかもしれません。
他には小柄な人や痩せ型の人がいてくれれば細い隙間に入ってものを取ってもらったり、視力がいい人がいれば遠くからお客さんが来るのをすぐに知らせてもらったりもできます。
大した特徴ではないように思えて意外と役立つところはたくさんあるということです。
6.職場のことを考えて意見をできる人
職場のことを考えて意見をできる人の存在も欠かせません。
みんなが疑問を持ちながら遠慮ばかりしていると改善できることもしていけませんし腹を探り合うことになってしまいます。
特に後から入ってきた人は言いたいことが言いにくい立場なので、このような頼りになる存在がいてくれると相談もしやすいのです。
職場が良くなるように上司に意見をしたり、嫌われ役を買って出て後輩の指導にあたれる人は貴重な存在です。
職場で必要とされているとはみんなの足りない部分を補える人です。
そう考えると誰にだって少なからず人とは違う部分があるため、何かしら役立てることはできるのではないでしょうか。
職場で必要とされたいのであれば、遠慮したり出し惜しみしたりせずに自分の得意なことややる気をどんどん見せるようにしてください。
ささいなことでもそれを必要としている人は必ずいます。