仕事ができる人の特徴5つ。仕事ができる人とできない人は何が違うのか

最終更新日:2015年1月6日

どれだけ努力をしても報われずに燻っている人もいれば、他人の目から見ると、いとも簡単そうに大きな仕事を成し遂げて結果を出す人もいます。
世間で「仕事ができる」と言われる人には独自のスタイルや傾向がありますが、できる人とデキない人との違いというのは実はほんの小さな事であったりするのです。

1.スピーディーさが違う

単に作業の早い遅いでは無く「やりかけた事を残さない」というのができる人の特徴です。

世界中莫大な資金を動かすビジネスマンの間では「残業」は恥ずかしい事として認識されており、ひと目を避けてこっそりと行うのが習慣となっている方もいるそうです。
「その日の仕事はその日の内に」という考えが合理性を生み、無駄を省くことに繋がり多くの仕事をこなせる事になるのです。

そして何か新しい発想が湧いた時にでも「デキないかもしれない」「難しそうだ」など考えずに即座に行動し、足りない部分は後で補いながら企画を進行していってしまう、という特徴もあります。
考えている間にビジネスチャンスの時期を逃してしまう人が多いことを考えると、結果は大きく違ってきます。

本の読み方なども同じで、デキない人の本棚には買ってから中身を見ていないような本が多くあると言われます。
成功者は本屋で本を買うと、帰りにカフェにでも寄ってそこで目を通し、ほとんどをその時点で読み終えてしまうような行動を取るそうです。

「後から」などという考えを持ってしまうとせっかくの努力が実るチャンスまで見失ってしまうのです。

2.感情のコントロールができている

仕事に対峙すると予定通りに行くことはあまりまりませんし「規則正しい生活」は望めません。
やるべきことはその時にやらないといけないのです。
「お腹が空いた」「疲れた」「体調が悪い」など自分の弱い感情に負けてしまう人にできる人はあまりいません。

「これだけは今日中にやらなければいけない」と自分の感情を制御して冷静に仕事の予定を優先する人は良い結果を導き出します。
食事や睡眠、休憩などの小さな喜びを小分けに手にするか、それらを一時我慢して後に”成功”という大きな喜びを享受するかが両者の違いなのです。

3.お金の使い方が大きい

設備投資、自分への投資をケチってしまい、安く済ませようとする人には仕事ができる人はあまりいません。
そしてそういった人達は、小さなお金を使いがちで、求める金額も小さめなのです。

仕事ができる人のデスクや部屋、自宅は意外とシンプルです。
そこには「いらないモノ」が少ないからです。

必要なモノなら高くても手に入れますし、要らない、と判断したものはどんなに安くても買わないのです。
買い物に行っても目的のところに一目散の行き、商品の価値を見極めて購入するかどうか判断し、後のモノには目もくれずに帰っていくそうです。

お金の使い方一つ取ってもできる人デキない人には差があるようです。

4.人脈がある

世間的にはそうは思われませんが、仕事ができる人は意外と「素直」なのです。
変な頑固さが無い為に他人とのコミュニケーショもうまく取れて人望があります。
人の意見を素直に参考にしますし、恩義も感じるので付き合いも長くなり人脈が蓄積されていきます。

人は社会の中でしか生きられない動物ですし、一人でできることはたかが知れています。
仕事ができるひとは多くの先人から学び、それを若い人達に伝えます。

世の中の成功者で「一人ぼっち」の人はあまりいません。
助けることが「投資」で助けられることが「利息」と言えば世知辛く感じてしまいますが、実際はそういったことの積み重ねで、その人が持つ「組織力」が構築され大きな財産となります。

そして一人では到底できないような大きな仕事をこなしてしまうことができるようになるのです。

5.今までの自分の経緯を話せる

仕事ができる人は「自分が何をしたのか?」「何をすればうまくいくのか?」を常に考えています。
そして自分の長所と短所も理解しています。

要は「頭の中が整理されている」状態なのです。
それを言葉や図式で他人に説明ができて初めてそれらを「ノウハウ」と呼びます。

何かの偶然が重なり成功した人や、自分の行動を説明できない人にノウハウはありません。
ノウハウを持つ人は次世代にそれを伝えられる人であり、組織にとっては価値のある人材です。

ノウハウを会得するには人から学んだことや、自分で試してチャレンジしたことを常に整理して理解しておく必要があります。
同じ作業をしていても、後々に大きな差を生んでしまうのはこの為であり、表向きは同じ作業をしていても、頭の中の労働力が違います。

「考える事が苦手」と口にする人はいつまで経っても「偶然」に頼るしかない人生を送ることになるのです。

ちょっとしたクセを直してできる人になろう

努力をしないと成功しないことは誰しもが知るところです。
しかしその努力を実らせるか腐らせてしまうかは、ほんの些細な意識の違いや個人個人の小さな「クセ」であったりするのです。
あと少しのところで小さな気の緩みや怠慢、悪いクセを出してして失敗すると、その後の人生は大きく違ってくるようなことにもなり兼ねません。

せっかくの努力を無駄にしない為にもできる人から学んで「仕事のできる人」に生まれ変わりましょう。

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