生真面目という言葉を知っていますか?
辞書によると「生真面目」は、非常にまじめなこと。
まじめすぎて融通がきかないこと。
また、そのさま。とあります。
つまり真面目よりもっと真面目であることです。
あなたの周りにも生真面目な人はいませんか?もしくは、あなたが生真面目な人なのでしょうか?ここでは生真面目な人と呼ばれる人の特徴について紹介します。
1.手の抜き方を知らない
生真面目な人はいつも一生懸命で全力の為、手の抜き方を知りません。
職場においてはそれが当たり前だと思いますが、世の中には出来るだけ楽をしたいと思っている人も存在します。
そういう人が多い職場だったりすると、生真面目な人は疎まれるでしょう。
不真面目な人は自分がサボっていることがわかっているので、生真面目な人がいると自分も同じように求められているようでプレッシャーを感じるのです。
2.冗談が通じない
生真面目な人は素直なので、何でも言葉通りに受け取ってしまいます。
したがって周りからは「あの人は冗談が通じないから軽口を叩いたり出来ない」と思われているでしょう。
そのため「○○ちゃん」など愛称で呼ばれたり、イジったりされることがなく、集団の中では何となく疎外感を感じることもあるでしょう。
3.礼儀正しい
生真面目な人は礼儀正しい人が多いため、きちんとした話し方をします。
友達や職場の同僚に対しても、ずっと一緒にいると徐々にくだけた話し方になったりするものですが、生真面目な人は敬語をやめるタイミングがわからないためずっと敬語で接することがあります。
相手はいつまでもよそよそしく、距離を置かれているような気分になっているでしょう。
4.臨機応変にできない
世の中いつも同じことが起こるわけではありません。
そんな時に求められるのが臨機応変さで、職場では臨機応変に動ける人や頭の回転が速い人は重宝されます。
しかし生真面目な人は型通りのことは誰よりもきっちり出来るのに、イレギュラーなことが起こったりすると動揺してしまい、適切な対応が取れません。
こればかりは自分の性格だと認め、場数をこなしていくしかないでしょう。
5.相手に求め過ぎてしまう
生真面目な人は自分の考え方ややり方を周りの人にも求めてしまうことがあります。
キャリアなどは関係なく、職場に入ってきたばかりの新人さんにも同じレベルのことを要求してしまいます。
「どうしてあの人はこういうふうに動いてくれないんだろう」と心の中にいつも不満を抱え、自分のやり方に従わない人がいると不機嫌になってしまいます。
こういう人が上司や同僚だったりすると、周りは息が詰まる思いでしょう。
6.自責の念が強い
生真面目すぎる人は仕事で起こったミスや、周りに迷惑をかけてしまったことを許せず必要以上に自分を責めてしまいます。
起こってしまったミスを誰も頼らずに全て背負いこもうとします。
誰だってミスはするし、世の中には自分の思い通りにならないことなんていくらでもあります。
起こってしまったことは変えられないのだから、しっかり反省したらそのことは忘れ、2度と同じミスをしなければいいのです。
7.人を頼れない
生真面目な人は人を頼るのが苦手です。
相手を頼ると迷惑をかけてしまうと思い、何でも自分でやろうとしてしまいます。
頼まれたことを断ることも苦手なので、自分の限界以上の仕事を抱え、オーバーワークになりがちです。
時には周りに助けを求めたり、忙しいと断ることが必要でしょう。
いかがでしたか。
生真面目な人は自分で自分を追い込んでしまい、自分自身も苦しいし、知らず知らず周りにもプレッシャーを与えていることがあるんです。
真面目なことは大切だとは思いますが、ほんの少しだけ肩の力を抜いてみませんか?そうすると自分自身も楽に生きられるようになり、周りとの関係性も変わってくることでしょう。