定年間近だというのにまるで子供のような老人はたまに見かけます。
しかも何か指摘をするとすぐに不貞腐れたり、しまいにはキレ始めると面倒でしかありません。
今回はそんなキレる老人の特徴を6つご紹介します。
1.年寄り扱いすると怒るクセに都合のいいときだけ年寄りをアピールする
せっかくバスや電車で席を譲ったのに「年寄り扱いするんじゃない」と怒られた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また直接怒られはしなくても、実際に自分の近くで怒鳴っている老人を見かけることはあります。
キレる老人は自分の老いに対して認めたくない部分がある反面で年寄りだから親切にしてほしいというわがままな欲があります。
もしも自分の親切心が仇になった時は素直に諦めるのが肝心です。
親切心をどう感じるかはその老人次第なのですから。
2.他人をすぐに馬鹿にする
キレる老人の特徴として、他人に対してすぐに攻撃的になることが挙げられます。
自分より若い世代に対して「最近の若者は」という決まり文句が始まってしまいます。
また同世代の人から何か指摘をされると逆切れをするのも困った問題です。
長年生きてきた実績や、培ったプライドが邪魔をして、すぐに反抗したくなってしまいます。
3.怒り方が子供と似ている
歳を重ねるとどんどん子供に戻っていくという話を聞いたことがありますが、キレる老人はそれが顕著に現れます。
気に入らないとすぐに大声を出して他人を攻撃して、自分の非を一切認めようとしない人も少なくはありません。
もうひとつ子供と似てくる部分はわがままになるところです。
若い時は抑えられた感情が歳を取ると抑えられなくなり、その結果キレてしまいます。
4.細かいことに異様な執着を見せる
姑が「まだ埃が残っている」と窓枠を指でこすり嫁に嫌味を言うシーンは嫌な姑の見本として映像などで語られています。
人の粗を探しているのか、それとも見えてしまうのはか人それぞれですが、キレる老人は小さな粗に対しても容赦しません。
生活に支障が無いようなとても細かいところをキレながら指摘をするので、周りからは迷惑がられています。
しかしキレる老人というのは自分が良いことをしたと思っている為、粗探しをやめることはありません。
それがストレス発散なのか、それしかやることが無いのかどうかは、若い世代には理解できないことです。
5.礼儀作法や言葉遣いにうるさい
キレる老人は電話口でのオペレーターとの通話や、スーパーなどの店員のちょっとした不手際が気に入らないとすぐに怒り出します。
歩き方や喋り方なども観察し、挙句の果てに日常生活に礼儀作法まで持ち出すから怒られる側も驚きを隠せません。
しかし老人と共に仕事や生活を送っていると、その老人自身も出来ていないことが多いのがよくわかります。
自分のことを棚に上げてまで他人の注意をしたがる老人はとても厄介です。
6.キレるのは自分より弱い立場の人が多い
これはどの世代にも言えることですが、老人になるとそれが余計にひどくなります。
キレる老人は基本的に30代~50代のハツラツとした男以外をターゲットにします。
まだまだ女性の社会的地位が男性と平等ではないことを利用し、スーパーで気に入らないことがあると社員らしき男には言わずパートやアルバイトの女性に文句を言います。
そのくせに責任者の男が出てくると妙に冷静になるのでとてもわかりやすいです。
人生の先輩に対して大変失礼ですが、そんなキレやすい老人は傍から見れば卑怯者にしか見えません。
キレる老人は接し方がとても難しいです。
一見大人しそうに見えても、ちょっとしたことで人がガラリと変わってしまうこともあるからです。
もしみなさんが今後お年寄りと接する機会があるときは、初めから怒られるものだと諦めて付き合うしかありません。
何故ならお年寄りを無視して生きることはこの超高齢化社会においては不可能に近いからです。