なかなか仕事が続かない、人とのコミニケーションが上手く出来ないなど、生きづらさを常に感じる人も少なくありません。
そんな社会不適合の傾向がある人にはどんな共通点があるのでしょうか。
1.人に合わせられない
社会生活をスムーズに送るには、人と人が助け合わなければなりません。
人に合わせる事が出来ず、人間関係を上手く築けない人は、困った時に手を差し伸べてくれる人がなかなか現れません。
普段から人とのコミニケーションを十分にとっておかないと、いざという時に問題を1人で抱えなくてはいけなくなります。
人に合わせられない人には様々な特徴やタイプがありますが、自己中心的な考えをするタイプや、固定観念が強く、柔軟な発想が出来ない人は、他人を受け入れる事が出来ずに、壁を作ってしまいます。
2.ルールを守れない
時間を守る、人との約束を守る、学校や会社の規則を守るなど、ルールを守る事は時に面倒に感じる事もありますが、人と共存するのにルールはとても重要な事です。
ルールを守らない事がいけないのではなく、ルールを守らないことで、人に大きな迷惑をかけるという事を分からない、或いは気にしないところが、社会不適合者の特徴です。
社会の中で生きていくには、どうやっても他人の存在を意識してルールの中で生活しなければなりません。
3.人を見下す
自己愛が強い人は、他人を見下す傾向があります。
医者や弁護士、経営者や政治家など、高学歴・高収入で一見して社会的成功者の中にも、社会不適合者は潜んでいます。
社会的地位が高い人は、周りからチヤホヤされやすく、自分は優れた人間だと勘違いして、自分以外の人間を常に上から目線で見る人もいます。
最初は猫を被ってニコニコしていても、その化けの皮は必ず剥がれる時がやって来ます。
言葉の端々に、相手を見下す言葉をちりばめて人の気持ちを不愉快にさせるので、優秀だったとしても慕われません。
4.責任感がない
大人になって責任感がないという事は致命的です。
会社での業務や、人と人との共同作業での面倒な事からは逃げ、自分がミスをすると誰かに責任転嫁するような人は、誰からも信用されません。
責任感がない人は、都合の悪い事が起こると逃げる癖がついているのです。
人から頼りにされないだけではなく、最後には誰からも相手にされなくなるでしょう。
5.虚言癖がある
自分を良く見せたいあまり、嘘を並べる事に何の抵抗もない人は、完全に社会不適合です。
1つ嘘をつく度に、つじつまを合わせなくなはいけなくなって、どんどん嘘が重なってしまいます。
完璧に嘘をつき続ける事は簡単ではありません。
嘘を重ねる途中で、ボロが出てしまい、周りからは冷ややかな視線で見られるでしょう。
嘘を重ねる事に、罪悪感や躊躇いを感じているうちは、百歩譲って良しとしても、嘘をつく事に何の抵抗も無くい場合は、心が麻痺していて、心の病の可能性があります。
6.人間不信
人とのコミニケーションが苦手な人は、大きく分けて2つのタイプがあります。
1つ目は、人見知りタイプです。
確かに人見知りの人は、人付き合いが得意ではありませんが、恥ずかしがり屋の気質が強いだけで、人から嫌悪感を抱かれる事はありません。
問題なのは、他人を信用できない、人間不信タイプの人です。
常に周りの人を信用せず、疑いの目で見てしまうので、どこに行ってもどんな仕事をしても快適に過ごす事が出来ないのです。
自分のちょっとした癖や習慣を気をつけて過ごすだけで、社会生活の苦労が少なくなります。
自分を変える事は簡単ではありませんが、意識するだけでも、社会性がアップします。
まずは自分を見つめ直し、長所や欠点を理解する事が社会に適合する近道です。