適切な休養を入れながら頑張る人もいれば、終わるまでノンストップで走り抜ける人もいますよね。
このような取り組み方は人それぞれですが、適度な休養というものはやはり大切です。
しかし、休憩のタイミングは難しく、どのあたりまで作業を続けるかは悩みどころです。
では、このような状況で休憩を上手にとることのできる人は、どんな特徴を持っているのでしょうか。
今回は、息抜き上手な人の特徴を紹介していきます。
1.物事の切り替えがはっきりしている
息抜き上手な人の特徴として、物事の切り替えがはっきりしているといえます。
息抜きをする時に必要なのは切り替えであり、作業をきっちりと終わらせる、休憩の時は仕事のことを考えない、など、切り替えが上手であるほうが息抜きが上手だといえます。
理由としては、切り替えが出来ている方が休憩も、仕事も引きずることがなく、集中した環境で行うことができるためです。
例えば、仕事中にダラダラと休憩を挟みながら作業をしていたり、休憩中なのに仕事のことを意識していては、どっちつかずの状況が生まれてしまいます。
結局のところ、このような状況では効率が悪く、休憩していても休むことが出来ていません。
このように、息抜き上手の人は物事の切り替えがはっきりしており、仕事をするときはしっかりと、休むときもしっかり休むことを心がけています。
どっちつかずにならないことが、息抜きに大切なことだといえるでしょう。
2.力の抜きどころがわかっている
息抜き上手な人の特徴として、力の抜きどころがわかっている人だといえます。
何事も全力で取り組むことは理想的ではありますが、そうすると途中で息切れしてしまうことでしょう。
最初は頑張っていたのに、最後のほうは適当になってしまっては意味がありませんよね。
息抜き上手な人は力の抜きどころがわかっており、100%で頑張るところは100%で、50%でもいい部分は50%で取り組むなど、力の抜きどころをわかっているのです。
例えば、仕事をする時などにも、とりあえず終わらせることが大事な仕事や、絶対にミスが許されない仕事など重要なものは仕事によって違います。
このような状況でずっと100%でいてしまっては、途中でスタミナ切れを起こしてしまうことでしょう。
息抜き上手な人はこのような重要度によって自分の取り組み方を変え、重要さによってちょうどいい努力を仕事に注いでいます。
この力のバランスが息抜き上手なコツであり、全てを全力でこなしているだけでは、いずれ疲れてしまうことをよくわかっているのです。
3.自分を客観的にみることができる
息抜き上手な人の特徴として、自分を客観的にみることが出来ます。
特に、自分の状況を客観的にみることが大切であり、疲れている時に休めるかがポイントになります。
仕事や作業をしていると疲れてしまうのが普通ですが、この場面で休憩を取るか、疲れていても最後までやり遂げるかは個人の判断であることが多いでしょう。
しかし、疲れているとパフォーマンスは落ちていき、ミスが増えたり、普段であれば失敗しないような間違えを犯してしまったりと、悪い面が多いといえます。
このような状況で息抜き上手な人は、迷わず休むことを選択できるといえます。
これは、今の自分の状況を客観的に判断し、休憩すべきだと認識できるためです。
まだ大丈夫、休めない、などと考えてしまうと、結局ミスをして悪い方向に向かう可能性があることを、よく知っているからです。
息抜き上手な人の特徴として、力の使い所が上手です。
全力を出すところ、力を抜くところ、このバランスが素晴らしいのです。
何事も全力でやろうという心意気は大切ですが、時には力を抜くことも意識するといいでしょう。