職場や学校など集団の中に、1人くらい腰の重い人がいます。
できるできないではないけど、大人数でやれば早く作業が終わるけど動いてくれなかったり、他の人のフォローで座っているだけの人など色々なタイプがあります。
1.動くのが面倒な人
腰が重い人は元々自分が動くのが苦手だったり、面倒に感じていると腰が重くなってしまいます。
中には誰かが行動を起こさないと始まらないことでも、周囲の動きを確認しながら行動しそうな人がいると分かってしまえば、自分が動かなくてもいいやと思ってしまうことから、洞察力は意外と高いのです。
しかし人がいるとその人がいるだろうと思い、自分は動かないので同じ職場にそういう人がいますと、雑用などの仕事はやらないことが多いので大変です。
ただ仕事や雑務などができないとは別の事で、単純に面倒だから周囲に誰もいなく自分1人しかその場にいなかったという時になって、初めて腰を上げて行動します。
2.面倒見の良い人が何人もいる
腰が重い人もいれば、俊敏に行動を起こしたり面倒見の良い人もいます。
従業員が多く働く職場や集団の中に紛れれば、その中の1人に腰が重い人が混じっていても、他の人がフォローできれば何も問題はないです。
また面倒見の良い人が多いほど、対応が速かったりコミュニケーション能力が高いので、容量の悪く腰が重い人はより動かなくなってしまいます。
ただ腰が重くても、要領が良かったり仕事の能力が高ければ周囲に浮くことはないですが、あまりにも腰が重かったりしますと周りに付いて行けなくなってしまったり、浮いてしまう場面も出てきてしまいます。
とくに職場となりますと自分への評価にも繋がりますので、腰が重いのも程々にしておきましょう。
3.依存性の高い人
腰が重い人は誰かがやってくれるだろうという思考を持っていますので、基本的には自分から動くという発想は持っていないです。
また周囲の人に対しての依存心が強く、とくに面倒見が良い人がそばにいますとその人がやってくれるだろうと思い込むことから、自分ができてもできなくても関係なく、面倒見が良い人が行動するまで待っています。
できないことなら仕方がないですが、できるのに自分がやらないで人にやらせてできないと、業を煮やして重い腰を上げてやっと行動を起こしますが、その後でできない人に嫌味をいったり馬鹿にした態度を取ることもあります。
しかも依存性が高い分、やって当たり前な態度をする人もいますので、相手の反応によっては親しくなるよりも一歩離れた姿勢で対応するのが、険悪なことにならないで済みます。
4.色々と考えてしまう人
自分が動きたいけど色々と考えてしまって、結果的に他の人が動いてしまうパターンがあります。
人がいない時には自分しか動くしかないので何も問題はないですが、集団行動の時ほど周囲との輪から外れないようにしたり、悪い印象を与えないようにしたりと色々気にしながら動きます。
とくに洞察力があり色々と気にしてしまいがちの人ほど、周囲の様子を観察して行動を起こしても大丈夫だなと思った時にはじめて動きます。
その為、良い人に見られたい人や周囲に浮いてしまうことが嫌な人が、色々と考えすぎて結局何もできなかったという失敗パターンが多いです。
結局、面倒見が良い人や行動的な人ほど先に動き、自分が動くタイミングを逃してしまうことから、腰が重い人だと思われて考えるよりも早く動いてと注意されることもあります。
5.プライドが高い
腰が重い人の中には、プライドも高いです。
とくに誰でもできそうな雑務に関しては自分からは動くことはなく、プライドの高さも手伝って逆に何で雑務をやらないとならないのという思考になってしまいます。
そういう人は重い腰を上げて動くことはなく、動けそうな人を探して扱きを使うこともあります。
もちろん周囲からも浮いてしまうこともありますが、プライドが邪魔をして輪の中に入ろうとはしないです。
プライドが高くて腰が重い人というと、仕事ができたり特殊な資格を持っていて地頭が良い人と思いがちです。
ただ仕事ができるだけがそういう人に当てはまる訳ではなく、職歴が長いだけで仕事がそんなにできない人も含まれていますので、お局タイプの人でしたら動いてくれることを期待しないで、自分から動くことによってストレスを減らしましょう。
腰が重い人は色々なタイプがありますが、他の人がいなくどうしようもない時に重い腰を上げて動きます。
動くのが面倒だったり、どうして動かないとならないのかと思ってしまうこともありますが、他の人がやりたくないと思う作業でも少しだけ手伝えば、周囲の人から腰が重い人と思われなくなりますので動く意志だけは持ちましょう。