収入が多くても、責任がある役職に就いても、尊敬されない人は必ずと言っていいほどいます。
傍からみればすごい人のはずだけど残念な部分を持ち併せている、いわゆる尊敬されない人の特徴を7つの項目してご紹介します。
1.大事なところでいつも詰めが甘い
例えばプロジェクトのリーダーとして仕切っている人がいて、自信満々に仕事を進めていたが肝心なところでミスをしてしまったとします。
当然メンバー全員で尻拭いをするはめになり、それまで頑張ってきたリーダーの面目は丸つぶれです。
プロジェクトが終わった後にメンバーが最初に言うのはリーダーへの批判でしょう。
尊敬されない人は詰めが甘い為に得点を稼ぐどころか部下からの信頼が無くなってしまうことになります。
2.無神経である
平気で他人を怒らせることをしたり、神経を逆なでするようなことを言う人は間違いなく尊敬されません。
無神経は言い換えれば思いやりが無いということです。
他人のことを考えずに自己中心的な発言や行動ばかりとる人ほど、部下に威張り散らして自分の偉さをアピールします。
そして本人は自分が無神経だということに全く気が付いていないことが何より恐ろしいのです。
3.マナーを守れない
電車の中で平気で電話をしたりマナーモードにしない人、平気で道端にゴミを捨てていく人、挙げていけばキリがありません。
そもそも尊敬されるようになる為には人としてお手本となるべきなはずなのに、尊敬されない人というのは自らの勝手が原因で自分の評価をどんどん下げているのです。
たばこの火がついたままポイ捨てをする人は、子供や散歩中の犬が触ったらどうしようという心配を全くしないので、普段の行いにも配慮が欠けてしまいます。
マナーを守れない人が尊敬されるはずがありません。
4.口先だけである
自分のことは棚に上げて、平気で人のミスを指摘する人がいます。
上司だからといって仕方がなく部下を叱ったところで、叱られた側としては不満に感じます。
やがてその不満は不信感へと変わり、最後には言うことを聞かないばかりか口先だけの人だと馬鹿にしてしまいます。
尊敬されたければ、説得力のある行動を日頃から周りに見せるべきです。
5.頭ごなしに叱る
例えばみなさんが上司で、部下が仕事に失敗したときにその部下になんと声をかけるだろうか。
優しく声をかけ、励ましてあげるのが普通ですが、尊敬されない人の場合はまず結果だけを見て頭ごなしにしかる人が多いです。
頭ごなしに叱られた部下は当然納得がいかずに、叱った上司に対して憧れなんて抱く訳がありません。
反省をするどころかむしろ上司に対して憎しみが生まれて、互いの関係に亀裂が入ってしまうこともあり得ます。
6.自慢ばかりをしてくる
もちろん誰でも人に自慢をしたくなるような時はありますが、尊敬されない人とは自分の嬉しさを爆発させるかのように人に見せびらかすのです。
仮に本人が自慢ではないと言い張っても、受け止める側からすれば嫌な気分になるほどの自慢をしてしまうのが悪い特徴です。
しかしそんなことを繰り返してしまっては次第に尊敬されなくなるということに気付いていないので、尊敬されない人は今日も欲望のままに自慢をします。
7.自分を守ることに必死
組織全体で問題点や失敗が発覚した時、尊敬されない人とは真っ先に自分が責められないようにするにはどうしたらいいかと考えます。
謝罪よりもまず言い訳を考えるタイプで、部下のミスに対する責任を問われても部下の為に頭を下げることはせず、どうやれば自分が怒られないかと部下のことはそっちのけで言い逃れをしようとします。
間抜けなことに、そういった行動は部下には丸わかりなので次第に信頼を失っていきます。
尊敬されない人とは一言で表すとかっこ悪い人です。
そしてそのかっこ悪さに気付かない人が多いのも困ったものです。
そういった人達は今まで自分本位でしか物事を考えることしかしていないので、そもそも上に立つ資格など無いのです。
尊敬出来ない人を見て不満を感じるよりも、早く自分が偉くなってしまう方がよほど懸命であります。