嫉妬に荒れ狂うのは感情で動く女性の方が多いといったイメージですが、
実は男性にも嫉妬深い人はたくさんいます。
今回は厄介な、嫉妬深い男性の特徴についてご紹介します。
1.必要以上にプライドが高い
子供は他の兄弟が自分の母親を独り占めしたとしたら、自分の事を構ってもらおうと必死に自分の存在をアピールするでしょう。
そして、母親の事を独り占めしていた兄弟に対してかなりの嫉妬をぶつけるでしょう。
ところがこれが大人の男性となると、素直に自分の存在をアピールするという方法は選ばずに、ライバルである相手の事を落としいれようと考えます。
必要以上にプライドが高い為、自分の方が「価値がある」と常に思って疑わないからです。
例えばお付き合いをしている女性が他の男性と仲良く雑談している場を目撃したとしたら、その話の内容だとかそれまでのいきさつといったものは一切考慮せずに、彼女との雑談相手に対して怒りをぶつける事でしょう。
また、彼女に対しても素直に「他の男性とあまり仲良くしないで欲しい」といった事を伝えずに「もうあいつと話すな」と高圧的に怒りをぶつける事でしょう。
そういった態度が彼女の気持ちをゲンナリさせると分かっていれば他の方法を取るでしょうが、嫉妬深い男性というのは1番最初に自分の気持ちを優先して、自分の事だけを考えてしまう傾向にありますから、彼女に対してそこまでの配慮をする事はかなり難しいと言えるのです。
2.新しい事や物を受け入れる事が苦手
交友関係の広い男性や、誰とでも仲良くなる事が出来る男性というのは、新しい出会いや新しい出来事に対してとても柔軟ですんなりと受け入れる事が出来る人です。
そういった男性はそうでない人と比べると、あまり嫉妬深い性格ではないという事が出来ます。
反対に、新しい出会いや出来事に対して最初から拒否をしてしまう男性というのは、自分のテリトリーに自分の知らないものを一切受け入れたくないという気持ちを持っています。
そして、そういった考え方を自分の数少ない親しい相手にも強要してしまうので、例えば親友や彼女が自分の知らない人と仲良くしているような場面に出くわすと、一気に裏切られたような気持ちが湧き上がってくるのです。
このような男性は交友関係も「細く深く」といった付き合い方を好みますので心を許せる人というのは片手で数えられるほどでしょう。
SNSなど顔の見えない相手に対しては表面上の付き合いを上手くこなす事ができますが、実際顔を合わせての付き合いとなると相手の事をすんなりと受け入れる事が難しいため親しくなるまでにはかなりの時間がかかるでしょう。
3.自分に自信がなくいつも不安定
「自分は価値のある人間だから他の人よりも優れている」と思っているような男性は少々自分以外の人間がチヤホヤされていたり、自分と親しい人が周りの人のほうに好意を寄せていたとしても嫉妬に狂うような事はありません。
反対に自分に自信がなく、周りからどんなふうにみられているのかという事が常に気になるような男性は、少しでも自分の事を大切にしてくれている相手が他の人と仲良くしていたり、自分の信頼している相手が他の人に対しても自分と同じように接していると知った時自分の価値が下がったような気持ちになって一気に気持ちが不安定になってしまいます。
そのような男性は、他の人と自分とをつなぎとめておく為に何かが必ず必要で、例えば恋愛においてであれば彼女との間にお付き合いをする為のルールというものを作っていたりします。
そのルールによって彼女との間に絶対的な関係が築かれていると思えている間は心穏やかに過ごす事が出来ますが、ルールが破られた途端気持ちが不安定になりますので、結果として彼女に対して執拗にルールの確認をしたり、自分の事を大切にするように、などといった条件付けをしてしまうことになるでしょう。
付き合い始めが肝心です
嫉妬深い男性を見極める事はなかなか難しいですが、友達関係であったり恋愛関係であったとしても、そういった男性と接する時には最初の付き合い始めが1番肝心となります。
恋愛関係であれば、女性の方が主導権を握った状態でお付き合いをスタートしなければ、その後は男性の嫉妬深さに悩まされる事になってしまいます。
嫉妬深い男性に対しては、1番最初に「あなたの思うようにはなりませんよ」という意思を明確に示しておく事が大切と言えるでしょう。